
ソフトバンクが新たに発表したAndroid端末の5機種は、いずれもOSのバージョンが2.2。Flash10.1に対応し、アプリケーションの高速化やPCとの連携、リモートロック・ワイプなどの機能が購入したその日から使うことができる。またauの「IS03」などにつづき、ソフトバンクでも「おサイフケータイ」「ワンセグ」「赤外線通信」を搭載した機種が登場したので、普通のケータイからの移行がしやすくなっている。
なお詳細なスペックについては本記事の最後に用意したが、先行して掲載した速報記事(関連記事)にも同様のものがあるので、どちらかを参照しながら読み進めてほしい。

「GALAPAGOS 003SH」

「GALAPAGOS 005SH」
2台のGALAPAGOSスマートフォンは
ともに裸眼で3Dが楽しめる
今回発表された中でも注目はやはりシャープ製の2機種である、「003SH」と「005SH」だろう。ブランドネームはすでに発表済の電子書籍端末と同様に「GALAPAGOS」。ガラケーとも言われてきた日本のケータイ文化では必須とも言えるおサイフケータイ/ワンセグ/赤外線通信の各機能に対応している。
ただ今回さらにクローズアップされていたのが「裸眼で3Dが見られる」というディスプレイ。タッチ&トライコーナーでは映像コンテンツのほかに、対応ゲームとして「バイオハザード ディジェネレーション」や「モバイル・パワフルプロ野球3D」が展示されていたほか、さらにUstreamについても3Dへの対応が告知されている。
なお003SHと005SHの最大の違いは003SHがフルタッチ操作なのに対し、005SHはフルキーボードを搭載している点。005SHは来年2月の発売ということでモックのみだったが、003SHは実機が用意されていたので、詳しく紹介しよう。
まず同じシャープ製のauのIS03と比較すると、3D機能を搭載しているが、解像度は480×800ドット止まりで(IS03は640×960ドット)、メモリ液晶も搭載しない点が大きく異なる。ただディスプレイ下の「ホーム」キーや「戻るキー」などがハードキーで、かつ大きめで押しやすい。またスマートフォンでは珍しい13色展開(うち3色が標準で、残り10色は数量限定)にも注目である。
