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Windows Serverで学ぶサーバOS入門 最終回

Hyper-Vの便利な機能とは?

スナップショットとクイックマイグレーションを使ってみよう

2010年10月19日 09時00分更新

文● 横山哲也/グローバルナレッジネットワーク株式会社

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エクスポートとインポート

 Hyper-Vでは、仮想サーバの構成ファイルと仮想ハードディスクを保存できる。これを「エクスポート」と呼ぶ。逆に、エクスポートされたファイルを取り込むのは「インポート」だ。エクスポートされたファイルには以下の情報が含まれている。

  • 仮想サーバの構成情報
  • 仮想ディスクの情報
  • 仮想ハードディスク
  • 保存済みの状態
  • スナップショット

 エクスポートを行なうには、Hyper-Vマネージャで、仮想サーバを右クリックし「エクスポート」を選択する。エクスポート先には階層構造を持った複数のファイルが構成される。

 インポートする場合は、エクスポートしたファイルを最終的に配置したいフォルダにあらかじめコピーしておく必要がある。Hyper-Vにおけるインポートは、構成情報を書き換えるだけだ。つまりインポートをしても、実際のファイルコピーは行なわないのだ。続いて、Hyper-Vマネージャのホスト名を右クリックし「仮想マシンのインポート」を選択する。

 本記事は、ネットワークマガジンにて掲載していた連載をまとめたものです。連載の一部は弊社刊行の書籍「Windows Serverマスターガイド」にも収録をしております。

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