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結果は聞かないでほしい

電アスレース部がカート大会で大暴れ!

2010年08月30日 17時00分更新

文● 末岡大祐/電アスレース部

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午後の2時間耐久レース

 電アスレース部は、皆30歳以上のオジサマばかりなので、午前中の走行でかなり体力を消耗してしまった。このままではタイヤよりも前に自分たちがタレてしまう! アンダーが出る前に手アンダーになってしまう! そんなピンチに、マネージャーの増田さん(ツイッターアカウントは@codemasters_jp)の差し入れである、ハチミツ漬けレモンは効いた! そしてトドメのレッドブル! 翼を授かった我々にスキはない! 午後のファーストドライバーである小西が颯爽とコースインしていった。

どちらも疲れにキクー! さすがマネージャー。部活動の差し入れの何たるかを知り尽くしている!

 午後からは小西→末岡→望月→佐久間の順番で走る。作戦は「疲れたら戻ってきて」という「命だいじに」みたいな慎重なものだが、増田さんの応援が加わっているので、タイムアップ間違いなし! 午後はみんなカートに慣れてきただけあって、午前中よりも少しだけタイムアップし、スピンやコースアウトなく淡々とラップしていた。

 だが、望月の走行中に大きな事故が。このコース唯一の難所と言われるダンロップコーナーで、ブレーキを踏み忘れたのか、ものすごい勢いでコースアウトし、タイヤバリヤに突き刺さってしまったのだ。ムチウチや肋骨が心配されたが、戻ってきた本人はピンピンしていた(後日、首が痛いと言っていたが)。

 また、筆者も派手にスピンし、コースアウトをしてしまった。お昼に番場選手にタイムアップのコツを聞いたのだが「ステアリングを切るときは正拳突きの要領で、グイっと押し出す感じに」とアドバイスをもらった。それを実践しようと、デヤ!っとマス大山ばりの正拳突きを繰り出したのだが、ただの急ハンドルになってしまい、クルクルと回ってしまったのだった。

 途中のリザルトを見ると、電アスレース部はなんと下から数えて4番目。さらに、ひとつ下のチームとは同一周回。これはマズイ! なんとしてもこの位置を守らねば! 小西も佐久間もかなり頑張ってこの順位を死守する。そして、レース時間も残り30分ほどになり、タイヤのグリップもかなり落ちてきたが、なぜかここで筆者がベストタイムを更新。ついに58秒台を叩き出した(と言っても、ベストタイムは全チーム中最下位)。このままイケると思っていたのだが、再び筆者がスピンして逆転を許してしまう(皆さんごめんなさい)。

 その後、ラストドライバーの望月に交代。「レースは最初の混乱とチェッカーが一番楽しい」と言っていたので、チェッカーを任せたのである。残念ながらひとつ上のチームとは2周ほどの差がついてしまったのだが、順位を変動させることなくゴールしたのだった。

部活動中にマネージャーから声援を送られ、叱咤激励され、見守られる。そんな青春時代を過ごしたかったが、30過ぎてからその夢が叶った!

(次ページへ続く)

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