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キヤノンから世界最薄の10倍ズームデジカメなどが発表に

2010年08月19日 13時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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高感度撮影がさらに強くなった「PowerShot S95」

「PowerShot S95」。背面モニターは3型(46万1000ドット)

 8月下旬発売の「PowerShot S95」(予想実売価格5万円前後)はPowerShot S90の後継機種。F2.0の明るいレンズとRAW撮影などのこだわりの撮影ができるのが特徴だ。

 「HS SYSTEM」を採用し、撮像素子のスペックは1/1.7型高感度CCDセンサー、約1040万画素と、従来のS90と変わらない。しかし、ノイズリダクションのアルゴリズムを見直すことで高感度撮影により強くなっているという。

 加えて、ISOオート設定時の最高感度と感度の上がり方(早め/遅めなど)を個別に設定可能となっている。

 機能面では、動く被写体を追従する「キャッチAF」を新たに搭載。画角を変えても被写体を追従するため、動く被写体が撮影しやすい。

 また、暗部補正とダイナミックレンジ補正を個別に設定できるようになり、黒つぶれから白とびまで、幅広い対応が可能。またレンズ外周に配置された「コントローラーリング」では、新たにアスペクト比の設定とダイナミックレンジ補正や暗部補正が可能な「i-コントラスト」の設定ができるようになった。

 手ブレ補正は、角度ブレとシフトブレ(水平/垂直方向のブレ)の両方を補正する「ハイブリッドIS」を採用。マクロ撮影などで威力を発揮する。

 そのほかHD動画撮影時にステレオ音声録音が可能になっている。


広角28mmで撮れる12倍ズームレンズ搭載「PowerShot SX130 IS」

「PowerShot SX130 IS」。背面モニターは3型(23万ドット)

 8月下旬発売の「PowerShot SX130 IS」(予想実売価格2万円前後)は、PowerShot SX120 ISの後継機種。従来機は36-360mm相当の10倍ズームレンズを搭載していたが、新機種は広角28mm撮影が可能な光学12倍ズームレンズを搭載する。

 また、オート撮影機能の「こだわりオート」で判別できるモードが18パターンから28パターンになった。

 撮像素子は1/2.3型の約1240万画素CCDセンサーとなる。


大幅機能強化するもさらに小型化「SELPHY CP800」

「SELPHY CP800」

「SELPHY CP800」のホワイトカラーモデル

ブラックとピンクのモデルも用意する

 9月上旬発売予定の小型プリンター「SELPHY CP800」(予想実売価格1万円前後)は、「SELPHY CP780」の後継機種。従来機種から6.8mmほど薄型化(高さ)しながら、USBメモリーやSDXCカードといった外部メモリーメディアからのダイレクト印刷に対応するなど、パワーアップしている。

 自動写真補正機能が進化し、「輝度ノイズリダクション」が追加された。これにより「顔優先明るさ補正時」のノイズを低減する。また、「美肌補正機能」を搭載し、ポートレイト写真など、肌の質感を向上できる。

 また、「i-コントラスト」も進化し、輝度補正により背景の白トビを軽減。「マニュアル明るさ補正」も搭載し、写真の明るさを7段階で調整可能となった。

 複数の撮影画像をランダムに配置し、1枚の写真として出力する「シャッフル」レイアウトを新たに搭載。また、証明写真用のレイアウトも追加している。

 本体に搭載されている2.5型液晶モニターはチルト式になり、より見やすくなった。また、ボタンも最小限とし、レイアウトも分かりやすいように見直した。メニューなどのGUIも一新している。

 印刷時にはモニター上に印刷画像とともに印刷範囲枠が表示されるようになり、印刷後のイメージがつかみやすくなっている。

 そのほか、本体メニューや付属のPC用ソフトなどで従来7ヵ国語に対応していたが、新機種ではロシア語を加えた8ヵ国語に対応する。

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