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キヤノン 「SELPHY CP800」

重量約940gの小型プリンター「SELPHY」なら家でお店画質

2010年11月17日 12時00分更新

文● エースラッシュ

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 デジタルカメラで撮影した写真を家庭で美しくプリントしたいと考えた時、買うべきは昇華型プリンターだ。液体インクを吹き付けるインクジェット方式ではなく、インクに熱をかけてプリントする昇華型のプリント方式はDPEでも採用されている。つまり、家でお店品質のプリントができるというわけだ。キレイにプリントできて、しかもコンパクトな家庭用昇華型プリンターの代表モデルが、キヤノンの「SELPHY CP800」だ。

キヤノンの「SELPHY CP800」。実勢価格は1万円前後。片手で手軽に持ち運べるコンパクトなフォトプリンターだ

超小型プリンターは持ち歩いて外での利用もOK!

 箱を開けてまず驚くのは、そのコンパクトさだ。幅177×奥行き134.6×高さ68.8mm。重量は約940gと、片手で軽々持ち上げることができる。使わない時には引き出しの中にしまっておくこともできそうだ。写真プリントにしかプリンターを使わないのならば、A4プリンターを持っておくのはムダかも……と気づかせてくれるコンパクトさがうれしい。

 SELPHY CP800は、標準ではACアダプターを利用し、別売のオプションバッテリーパックを購入することで、ケーブルレスで使うこともできる。ちょっとしたパーティなどで、その場で写真をプリントして楽しむために持ち運んでもそれほど苦にはならないだろう。給排紙は前面からで、トレイをフロントに設置して使う。元の本体が小さいあまりに、給紙トレイを付けると奥行きが倍になってしまうのには驚くが、ひとつで給排紙トレイを兼ねているので、扱いは簡単だ。

 本体カラーはホワイト、ブラック、ピンクの3色。この手の機器でピンクが用意されているというのは珍しい。今回試用したのはブラックモデルだが、全体がマットなカラーで指紋の汚れなどが目立つこともなく、扱いやすい。

ホワイトモデルピンクモデル

 専用用紙はLサイズ、ポストカードサイズ、カードサイズシール、カードサイズ、プチシールの5種が用意されている。プチシール以外の4種はプリント後に余白部分をミシン目で切り離すことでフチなし印刷になる。いちいち切り離すのは面倒ではあるのだが、フォトプリントという大量印刷を目的としていないモデルであることを考えると許容範囲といえそうだ。

 パソコンを接続せずに、メモリーカードやUSBメモリーから直接プリントするには、2.5型の液晶ディスプレイで印刷する写真を選び出し、補正の有無や印刷枚数を指定して印刷ボタンを押すだけでいい。本体が小さいだけにディスプレイも決して大型とはいえないが、角度変更ができるため比較的見やすい。

ディスプレイは角度調整可能で、デスク上に置いても操作しやすい

 ボタンは電源、メニュー、戻る、印刷という基本ボタンに加えて、メニュー選択などに利用する十字ボタンの中央にOKボタンが配されたもののみ、という非常にシンプルな構成だ。ボタン近くには日本語ではっきりと文字が表示されているので、こういった機器になじみのない人でも、あまり戸惑わずに利用できるだろう。押した時にはカチリと手応えがあり、操作感があるのも良い。

ボタンはシンプルで大型のものが配置されている。日本語での表示がわかりやすい

 付属アプリケーションの操作中は、(ソフト側の)声でナビゲーションしてくれるため、今何をすればいいのかがわかりやすい。用紙切れの時などにも教えてくれるため、不慣れな人にありがちな「何が起こっているのかわからないけれど、動かなくなってしまった」というような状態では大きな助けになるだろう。

前面には、USBメモリーやSDXCカードなど各種メモリーカードのスロットが配置されている右側面を開くと印刷用カートリッジの交換ができる。カートリッジは専用用紙とセットで販売されている
左側面にはパソコンとの接続用と、メモリー読み込み用のUSBポートが配置されている背面カバーを外すと、別売のバッテリーを取り付けて利用可能だ
フロントカバーを開いて給排紙トレイを取り付ける。Lサイズトレイとの比較で、本体の小ささがわかる

(次ページへ続く)

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