左からホワイト、イエロー、レッド、ブラック、シルバーの5つのカラーバリエーションから選べる
キヤノンから同社初となる裏面照射型CMOSセンサー搭載のコンパクトデジカメ「IXY 30S」が明日(5月27日)発売される。実売予想価格は4万円前後だ(関連記事)。
まず目を引くのはその流線型の外観だ。キヤノンによるとスーパーカーをイメージしたデザインとのこと。カラーバリエーションはホワイト、イエロー、レッド、ブラック、シルバーの5つが用意されており、ホワイトとイエローとレッドはまさにスーパーカーのような厚みのある艶入りの塗装が施されている。
イエローはランボルギーニを、レッドはフェラーリを彷彿させるイメージだ。一方でブラックはマットでザラザラした感じ、シルバーはブラスト処理され、金属のような質感となっている。
スーパーカーを意識したデザイン。艶やかなボディと相まってかなりスタイリッシュ
左は電源オン、右は電源オフ時。上面中央部分にメインスイッチ、左横にモード切り替えのスライドスイッチが備わる。モード切り替えスイッチは小さく、可動範囲が狭いのでちょっと操作しにくい
背面インターフェイスは右側に回転するコントローラーホイールと、その上下にボタンが備わる。コントローラーホイールは上下左右に押し込むことで十字ボタンになっており、中央のボタンは撮影設定にアクセスする「FUNC」ボタンになっている
コントローラーホイール周囲には機能の表記はなく、背面モニターに割り当てられている機能が表示される。ただし電源のオン/オフ時のみの表示で、使っていればすぐに覚えられるのだろうがちょっと不親切かも
露出補正をするには1回コントローラーホイールの上方向に押し込み、その後にホイールを回すか、左右に押すことで補正幅の調節ができる
ホイール中央を押すと左側にメニューが出てくる。撮影モードやカラー設定など、簡単にアクセス可能。プログラムオートだけでなく、絞り優先やシャッタースピード優先オートも備わるようになった
グリップ側のインターフェイス。USBとHDMI端子がカバーの中にある