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スーパーカーのような上質なフォルムと塗装

キヤノンから裏面照射CMOS搭載の「IXY」登場

2010年05月11日 13時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 デジカメメーカー各社が裏面照射型CMOSセンサーを搭載したコンパクトデジタルカメラを相次いでリリースしているが、つににキヤノンからも登場する。5月下旬発売の「IXY 30S」(予想実売価格4万円前後)だ。

レッド(左)とイエロー(右)

左から、ホワイト、シルバー、ブラック

 

 スーパーカーをイメージしたというフォルムと塗装が特徴。カラーはレッド、イエロー、ホワイト、シルバー、ブラックの5色を用意する。

 今回、裏面照射型CMOSセンサー(有効約1000万画素)と同社の高画質エンジン「DIGIC4」を組み合わせた「HS SYSTEM」と呼ばれるシステムを新たに採用。同社「IXY DIGITAL 220 IS」と比較した場合、同じ感度であれば約60%のノイズ低減を実現したという。

 また、「オート」モードでの最高感度がISO 1600になり、夜景や室内撮影などの暗い場所でも手ブレ、被写体ブレを軽減。さらにダイナミックレンジも拡大しており、白とびや黒つぶれも低減しているという。

背面の液晶モニターは3型(約23万ドット)。タッチパネルではない

背面の液晶モニターは3型(約23万ドット)。タッチパネルではなく、右のダイヤルキーで操作する

本体上面。オートと静止画、動画のモード切り替えスイッチがある

本体上面。オートと静止画、動画のモード切り替えスイッチがある

 さらに、IXYとしては初めてF2.0-F5.3の明るいレンズを搭載。HS SYSTEMとの組み合わせにより、より速いシャッタースピードで撮影できる(220ISと比較して約2.5段高速)。光学ズームは3.8倍となる。

 そのほか1秒間に約8.4枚(2M)の撮影ができる「ハイスピード連写」機能を搭載。連写枚数に制限がなく、メモリーがいっぱいになるまで撮り続けられる。

 さらに320×240ドットで秒間240コマのスローモーションムービーの撮影も行なえる(記録可能時間は最大30秒で、音声は記録されない)。なお、撮影した動画は、カメラでは30コマ/秒での再生になるが、付属のPC用ソフト「ZoomBrowser EX/ImageBrowser」を使えば等倍速で再生できる。

オリジナルケースも用意される

オリジナルケースも用意される


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