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「ProtecTIER」シリーズのエントリーモデル

日本IBM、重複除外機能付きのバックアップストレージ発表

2010年08月05日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 8月4日、日本アイ・ビー・エムは、重複データ削減(重複除外)機能付のバックアップストレージ「ProtecTIER」シリーズのエントリーモデル「IBM System Storage TS7610 ProtecTIER Deduplication Appliance Express」(以下、TS7610)を発表。8月5日より販売開始する。

重複データ削減機能付のバックアップストレージ「IBM System Storage TS7610 ProtecTIER Deduplication Appliance Express」

 TS7610は、ストレージとしてHDDを用いながら、テープ装置によるバックアップのような運用ができる仮想テープライブラリー装置。重複データを削減する機能によって、ストレージ容量の最大25倍のデータを格納できるという。また、上位モデルが専用ラック型だったのに対して、本製品は標準ラックに搭載できる3Uサイズとコンパクトになっている。

 なお、重複データ削減機能に関しては、上位モデル同様、IBM独自の「HyperFactor」を採用。同社では、一般的に利用されている「ハッシュ関数方式」は必要なデータを誤って削除する可能性がわずかにあるが、「HyperFactor」はデータ損失リスクがゼロであり、信頼性の高い方式だとしている。

 価格はストレージ容量が4テラバイト(TB)モデルが844万4625円から、5.4TBモデルが967万9425円から。

 また、同日より12月15日までの期間「IBM System Storage TS7610 ProtecTIER Deduplication Appliance Express 半額キャンペーン」を実施。期間中であれば両モデルが半額で購入可能だ。

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