新システムの採用で、頻度の高いURLデータベースを提供可能に
ALSI、体制見直しで即応性を高めた「InterSafe WebFilter」
2010年06月11日 06時00分更新
6月9日、アルプス システム インテグレーション(以下、ALSI)は、Webフィルタリングソフト「InterSafe WebFilter」に、あらたに開発したURLリスト作成・配信システムを7月より採用すると発表した。
新開発されたシステムでは、24時間365日体制で悪質サイトのデータを収集し、同ソフトを導入しているユーザーに向けて素早く配信するというもの。悪質サイトや迷惑メールに対する即応性が高まり、より強固なセキュリティ対策につながるとしている。
新たなシステムを開発した背景には、ネット犯罪に対してさらに素早い対応が求められるようになってきたからだ。
ALSIはこれまで、グループ会社であるネットスターのURLデータベースを採用していた。しかし、1日3回という頻繁なデータベースの更新頻度にもかかわらず、発見から消滅までの期間が短い悪質サイトや迷惑メールのフィルタリングは難しく、ユーザーからはさらなる即応性を求める声があった。
このニーズに応えるために、24時間365日体制でURLデータベースの構築と、その配信が行なえるシステムを開発したとのことだ。