このページの本文へ

12コアのAMD Opteron 6100モデルも投入

売りは速くなったiLO 3!HPの新x86サーバー

2010年05月21日 06時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

5月20日、日本ヒューレット・パッカードは新世代G7(Generation 7)を謳うx86サーバー「HP ProLiantサーバー G7(以下、G7)」の発表会を開催した。最新CPUであるXeon 5600シリーズの搭載のほか、リモート管理機能が強化された。

20年の歴史を持つProLiantが
日本を加速する

日本ヒューレット・パッカード エンタープライズ ストレージ・サーバー・ネットワーク事業統括 インダストリースタンダードサーバー事業本部 事業本部長 林良介氏

 発表会の冒頭において日本ヒューレット・パッカード エンタープライズ ストレージ・サーバー・ネットワーク事業統括 インダストリースタンダードサーバー事業本部 事業本部長 林良介氏は「コンパック時代からはじめて、20年を迎えた。累積出荷台数1700万台まで来ている」と、HP ProLiantがこれまで積み重ねてきた実績を強調。最新テクノロジーの搭載、スケールメリットを活かした低廉な価格、直販・間接販売などあわせた販売体制など、HP ProLiantの3つの特徴を挙げた。

 確かに昨年は経済不況の影響があり、サーバー市場の落ち込みも大きかったが、「ここ半年あまり、平均株価の上昇とともに急速にV字回復しており、月間の出荷台数の記録を出すくらい回復している」とのこと。この好調ぶりを、今回発表したG7サーバーでより加速させていき、ひいてはユーザーの成長に寄与したいと抱負を述べた。

基本はG6の機能強化
AMD Opteronモデルも

日本ヒューレット・パッカード エンタープライズ ストレージ・サーバー・ネットワーク事業統括 インダストリースタンダードサーバー事業本部 製品マーケティング本部 製品企画部 担当部長 富田浩次氏

 昨年、発表されたHP ProLiant サーバー G6では、パフォーマンス、仮想化対応や省電力、拡張性など多くの機能強化が図られてきた。日本ヒューレット・パッカード エンタープライズ ストレージ・サーバー・ネットワーク事業統括 インダストリースタンダードサーバー事業本部 製品マーケティング本部 製品企画部 担当部長 富田浩次氏は「G6では大量の温度センサーを内部に取り付けることで、細かな温度把握を実現し、効率的な冷却を可能にしました。また、変換効率の高い「80 Plus Gold」の電源を多くの機種で採用しています」といった工夫を施したという。

 G7は、昨年発表したG6の強化版に位置づけで、Xeon 5600番台搭載の「HP ProLiant DL380 G7」「同 DL360 G7」2モデルのほか、最大12コアのAMD Opteron 6100シリーズ搭載の3モデルが用意された。このうちOpteronモデルはアーキテクチャの刷新で、最大24コア 256GBメモリを搭載することが可能になる、仮想化に最適だという。1U・2Uのラックマウント型モデルのほか、スケールアウト向けの「HP ProLiant SL165z G7」というモデルも用意される。

会場に並べられた新型のG7サーバー

 今回、大幅な拡張として紹介されたのがリモート管理機能「HP Integrated Light-Out 3(iLO 3)」だ。iLOはサーバーにチップとして埋め込まれたリモート管理機構で、遠隔からのキーボード、マウス操作のほか、メディアのリモートマウントも可能になっている。iLO 3はチップのスペックを底上げしたことで、G3~G6まで搭載していたiLO 2に比べてパフォーマンスが大幅に強化された。リモートでのコンソール操作が8倍、仮想メディアのインストールやファイルコピーなどが3倍高速化されたという。

リモート管理機能iLO 3の特徴

 今回は、2ソケットのラックマウントサーバーが中心だったが、今後4ソケットモデルやブレードサーバーなどのモデルも搭載される予定。

カテゴリートップへ

ピックアップ