
ラブプラス iM(高嶺愛花)
ラブプラス iR(小早川凛子)
ラブプラス iN(姉ケ崎寧々)
作者:コナミデジタルエンタテインメント
価格:各600円
ネットでは4日からiPad発売のニュースで盛り上がりまくってますね! 僕も楽しみで楽しみで、いくつかのUSTREAMや動画を見て回りました!
が、そんな日にですね、「こんなことしてていいのか? 俺」とか思いつつ、見てまいりました、「ラブプラスi」(関連記事)。わざわざ……というほどでも全然ないですが、秋葉原までお披露目会のイベントに出かけてきまして、にやにやしてまいりました。するでしょ? そりゃ。
(C)2010 Konami Digital Entertainment
彼女たちは一人一人、別のアプリになっていまして、それぞれ600円。三人まとめると1800円。誰にしようかと迷うことはありません、僕の場合、ですが。
ぱっと見の印象は、やっぱりこのコンテンツはiPhoneと相性がいいということでした。DS版最大の不満点はグラフィックでしたから。ポリゴンのキャラクターは「ラブプラス」らしい味を残しつつ、かなりブラッシュアップされましたし、動きもなめらか。音声もきれいです。また、iPhoneは常に携帯するものですから、コンテンツの特性とプラットフォームの相性もいいと思います。
ただ、誤解のないように。すでに各地で言われている通り、DSソフトの「ラブプラス」と「ラブプラスi」は別物です。あのゲームが(それぞれ彼女一人分でも)iPhoneで遊べる! というわけでは決してありません。「ラブプラスi」は、「ラブプラス」というコンテンツを使用して作られたiPhone用のアプリです。
ユーザーによってはものたりないと感じられるかもしれませんが、僕は逆に期待しています。カメラやGPS、手軽な常時接続、これら、DSにはなくてiPhoneにはある特性を考えると、先々、DS版とはまったく異なる可能性が見えてくるじゃないですか。たぶん、誰でも想像がつくことはできるんじゃないか? な? と、思いますが、どうでしょう(笑)。
「アップグレードをくり返して、成長させていきたいです」と、コナミの方がおっしゃっていましたが、それが正解なんでしょうね。楽しみです。楽しみなので、とりあえず3本、ダウンロードします。iPhoneゲームの可能性を探るためです。仕事です。
そして、その可能性の1つを示すのが、このAR機能です。これは、ハートマークとプラス記号のARマーカーを撮影すると、その写真に重なって女の子が登場するというものです。
(C)2010 Konami Digital Entertainment
DS版そのままのゲームでも、もちろんよかったとは思いますが、そもそも僕は「ラブプラス」の可能性をそうではないところに見ていた気がするので、今回の「ラブプラスi」を「持ち歩くこと」の方が楽しみだったりします。とりあえず3人とも。でもいつか、選択の時はくるのでしょうか……まぁ、その時になったら悩めばいっか。
筆者紹介──倉西誠一
石川県金沢市出身の元・電撃PlayStation編集長。著書は「モンスターハンター」シリーズのプレイログである「狩られ道」「狩られ道豪黒毛」(いずれもアスキー・メディアワークス)だが、最近はすっかりiPhoneゲーマー。Twitterアカウントはkararemichi。
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