2月10日、日立製作所はエンタープライズUNIXサーバー「EP8000シリーズ」に、先頃日本アイ・ビー・エムが発表したPOWER7プロセッサーを搭載したモデルを追加したことを発表した
2月10日、日立製作所はエンタープライズUNIXサーバー「EP8000シリーズ」に、先頃日本アイ・ビー・エムが発表したPOWER7プロセッサーを搭載したモデルを追加したことを発表した。新モデルでは現行モデルと比較し、より高い処理能力と価格性能比、省スペース化・省電力効果などを実現したという。
追加されたのは、ハイエンドサーバーの「EP8000 780」、ミッドレンジサーバーの「EP8000 770」「EP8000 750」の3モデル。EP8000 780はPOWER7を最大64基搭載可能で、POWER7の搭載により、約1.2倍トランザクション処理性能が向上。また、POWER7の新機能であるTurboCoreモードにも対応し、データベースやオンライントランザクションなどで優れた性能を出すことができる。64基対応のEP8000 770、32基対応のEP8000 750でも、POWER7搭載により、約4倍というトランザクション処理性能の向上を実現したという。
同社ではEP8000シリーズを企業基幹系システムや社会基盤システムなどに導入した実績を持っており、同社の統合管理ツール「JP1」やオラクル、SAPなどの幅広いアプリケーションに対応している。