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第5回 京都編

鉄道模型ファンに愛される京都の模型メーカーさんけい・前編

楽天で840円の「手作り」人力車が大人気

2010年02月16日 00時00分更新

文● Web Professional編集部

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 人力車や姫路城、戦車やそば屋などの模型を楽天で販売しているネットショップがある。彩色済みで色を塗らなくてよく、紙製とは思えない精巧な作りでリピーターも多い。模型業界には、バンダイと田宮模型の2大メーカーを筆頭に、ハセガワや青島文化教材社などの有力企業がひしめき合う。そんな中、後発ながら模型ファンの心を掴んだのが「さんけい」(京都市右京区)だ。


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桂離宮そばにある模型メーカーさんけい


 価格はもっとも安い人力車など「みにちゅあーとプチ」シリーズの840円(税込み)から、高価な大阪城など「名城」シリーズの8400円まで。紙製とはいえ、みにちゅあーとプチシリーズでも製作時間は1時間程度、名城シリーズになると15時間程度はかかる本格的な模型だ。

人力車
ダントツで売れ筋の人力車(なんとプレゼント用に5台いただきました!応募方法は後編で)

 紙製模型のどこに魅力があるのか。その秘密の1つがスケールだ。「洋館」、「昭和の駅舎」、「なつかしの電車」、「なつかしのジオラマ」シリーズなど、多くの製品が縮尺150分の1のNゲージに対応しており、鉄道模型ファンがジオラマ作りに活用しているのだ。もちろん、紙製とは思えないほど細かな作り込みも製品の魅力の1つ。樹脂や金属で作られたジオラマ用の建築模型などと並べても遜色なく、厚紙を切り貼りして作ったとは思えないほどのクオリティがある。


(人力車のプレゼントもある後編に続く)


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