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これで完璧! 年末パソコン掃除に使える便利グッズ集

2009年12月25日 12時00分更新

文● 行正和義

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掃除の手順#3 キーボードをキレイにしよう

 PC周辺で一番クリーニングが面倒と言えばキーボード。たくさんの隙間はホコリやチリが詰まりやすいし、PCを前にして飲み食いをする人ならば飲み物の汁でベタベタになってしまってキーの反応が悪くなるという経験もあるはず。ときおりキーボードを逆さにしてとんとんと叩くか、細い綿棒などでキーの隙間を拭う程度でちょっとしたゴミや汚れは落ちるのだが、年に1回くらいはもうちょっと本格的に掃除をしておきたい。

 凹凸の多いキーボードの場合、キートップの隙間は先の細いブラシでこまめにゴミをこそぎ出すことになるのだが、単に細いブラシというだけでなく粘着性によってゴミを取り出すこともできる掃除アイテムも発売されていて、けっこう使える。

サンワサプライの「シリコンブラシ」。普通のブラシと何が違うかというと、先端のブラシがシリコンゴムでできている点。手で触ると若干ベタついた感じの素材で、ホコリが貼り付くため単に掻き出すよりも効果的だ。汚れたシリコンは水洗いする

普通のブラシに比べると毛先が太いので、キートップの隙間に入るといっても奥までは入り込まないのがやや残念。とはいえ気になったときにちゃちゃっとキーボードを掃き掃除すればホコリの蓄積はかなり抑えられるはず

粘着性を活かしたお掃除グッズといえばアイリスオーヤマの「サイバークリーン」。スライム状の素材はゴミを吸着して離さない。ある程度ゴミが蓄積されたら買い換えることになる

キーボードなどにべたっと貼り付けて剥がせば細かいホコリがかなり吸着する。除菌用の薬剤も含んでいるため、定期的に使いたい

 しかしなんといってもきれいになると言えばキーボード丸洗い。キートップをすべて外して丸洗いし、キートップを外したキーボードをきちんと拭うことで新品同様とはいかないまでも、かなり気持ちよく使えるはずだ。

キートップはマイナスドライバーでこじるようにして取り外す人も多いが、できればきちんとしたキートップ外しは持っておきたい。アイネックス「キートップ引抜工具 TL-012」はシンプルな作りながらたいていのデスクトップ用キーボードに対応

こんな感じにはめ込んで、垂直に引き抜く。ちなみにパンタグラフ式キーボードやノートPCなどでもたいていの場合、同様にゆっくりと垂直に引き抜けばよいのだが、パンタグラフ式だと壊れる場合もあるので注意深く。たまに猫の寝床になるキーボードの汚れ具合はこんな感じだ

外したキートップはネットに入れてそのまま洗濯機に放り込むというのが基本。ジャラジャラと丸洗いすればたいていの汚れは落ちてしまう

パソコン掃除便利グッズ3――キーボード掃除に役立つ3製品

・ サンワサプライ「シリコンブラシ」924円(Amazon
・ アイリスオーヤマ「サイバークリーン」 860円(Amazon
・ アイネックス「キートップ引抜工具 TL-012」 383円(Amazon

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