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誰でも使えるインターフェイスがさらに改良 防水にも対応した

ドコモ「らくらくホン6」はウチの親でも本当に使えるか?

2009年10月09日 20時00分更新

文● 村元正剛/ゴーズ

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操作メニューは専用タイプと
一般的なアイコンタイプの2種類

 このらくらくホン6に限らず、らくらくホンシリーズは「使いやすさ」を最重視した端末なので、一般的なケータイの仕様とは異なる部分がある。その顕著な例がメニュー画面だ。メニューボタンを押すと「電話帳を使う」「メールを使う」などと、わかりやすい文言のリスト形式で表示される。しかし、1画面に表示されるのが4項目なので、使いたい機能を呼び出すのに、何度かページをめくる手間があり、逆にかったるく感じるかもしれない。

 メニュー画面は実は12分割のアイコン表示やタイル表示にも変えられる。1画面で主要機能を一覧できるので、ある程度慣れてきたらアイコンメニューのほうが使いやすいと感じる人もいるだろう。一般的なケータイのメニュー構成と同様になる。

メニューは文字によるメニューとアイコンのメニューを選択できる

マニュアルもわかりやすく作られている

 らくらくホンシリーズでは、マニュアルも普通のケータイとは異なり、「らくらく操作ガイド」なる冊子が付属する。これは日常的に使う機能の操作法だけをわかりやすくまとめたもので、96ページに収められている(本来の説明書は500ページもある)。

 大きな文字で書かれていて、余白も多いので、操作していて気づいたことをメモしておく備忘録にもなる。通話やメールを使いこなしたあとに使わせたいカメラやワンセグ、GPS、歩数計などの使い方も明記されている。

 親にはこの「らくらく操作ガイド」だけを渡しておいて、教える立場にある人が取扱説明書を持っておけば、操作や設定に迷って「どうすればいいの?」と電話をかけてきたときなどに、離れた場所からも対応できるだろう。

マニュアル

マニュアルも簡易版と詳細版の2つを用意。簡易版は目的志向で図版もたっぷり

ワンセグ、カメラ機能も搭載されている。カメラ機能はオレンジの枠内に被写体を入れるだけで自動的にAF機能が働く(おまかせオートフォーカス)。とにかく簡単にピントが合った写真が撮れる


 実は筆者の周りには、らくらくホンのユーザーが多く、70歳を過ぎた筆者の母親も愛用している。迷惑メール対策などをのぞき、母親から操作に関する質問がきたことはないので、おそらく使いやすさには満足しているのであろう。

 最新モデルの「らくらくホン6」は、ワンセグが付いて、カメラは約3.2メガピクセルでオートフォーカス付き。しかも防水なので、キッチンで手が濡れたままで使っても心配無用。長期的に使わせる意味でも、親に持たせるケータイとして最善の選択肢であると思う。

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