全部新しい、生まれ変わったEOS
見た目の印象はEOS 50Dに近いEOS 7Dだが、全体的に丸みが強くなり、膨らんだ感じのデザインだ。幅148.2×奥行き73.5×高さ110.7mmというサイズも、EOS 50D(幅145.5×奥行き73.5×高さ107.8mm)に比べて厚み以外は僅かに大きい。本体のみの重さは約820gで、持った感じはかなり重量感を感じる。重すぎるわけではなく、質感がいいという印象。特にシャッターを切ったときの感触はかなりいい。
5Dや50D、Kissシリーズのシャッターは「パコン!」といった軽い感じでシャッターを切ったときにちょっと情けなく感じることがあるが、EOS 7Dはちゃんとシャッター音らしく「カシャ!」と鳴る。「EOS-1」シリーズほどではないが、カメラらしい、しっかりとしたシャッター音だ。
インターフェイス周りは5D MarkIIをベースにしている感じ。ボタン類の配置は近いが、機能に合わせて新しいボタンもいくつか増えている。筆者は5D MarkIIでライブビュー使用時によく間違えて動画を撮ってしまうことがあったが、7Dではライブビューボタンに静止画と動画の切り替えレバーが備わったこともあり、不意に動画撮影が始まってしまう心配が減った。
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