Thermaltakeから、最新のLGA 1156にも対応するCPUクーラー2モデル「SpinQ VT」と「TMG i3」が発売となった。
渦巻き状ヒートシンク採用の「SpinQ VT」
独特な螺旋状円柱形ヒートシンクが採用された「SpinQ VT」は、50枚のアルミフィンと6mm径×3本のU字形銅製ヒートパイプ、さらに80mm角/高さ85mmのブレードサイレントファンが内蔵された、LGA 1156にも対応するユニバーサルCPUクーラー。
スパイラルデザインにレイアウトされたヒートシンクは、ミラーコーティングされた銅製ベースによる受熱とヒートパイプによる熱移動により360度の放熱が可能という。またブレードサイレントファンは、ボリューム式VRコントロールにより1000rpm~1600rpm、19db~28dBの幅で任意制御する事ができる。
本体サイズは直径120.1×高さ159mm、重量495g。対応ソケットがLGA 1156/1366/775、Socket AM3/AM2+/AM2/939/754で、同社プレミアムサーマルグリスを同梱する。価格はBLESS秋葉原本店で6780円、クレバリー1号店で6975円、アークとT-ZONE.PC DIY SHOP、TSUKUMO eX.、CUSTOMで6980円となっている。
リテールファンの置き換えに最適!?「TMG i3」
「TMG i3」は、オーソドックスなトップフロー型CPUクーラー。TDP95Wまでサポートされている。搭載ファンはオープンフレームタイプ92mm角のEBR(エンターベアリング)と呼ばれる軸受けを採用。さらにファンとヒートシンクのマウント部には“Oリング+スプリング”が挟み込まれており、ファン振動による共振ノイズを低減するという。
サイズは、102(W)×102(D)×76.6(H)mm、重量374gで、4pin PWM可変対応のファンスペックは回転数300rpm~2500rpm、風量4.22CFM~35.14CFMとなり、騒音値は12dB~16dB。なおマザーボードへの装着はリテールクーラー同様プッシュピンタイプを採用している。価格はクレバリー1号店で1975円、TSUKUMO eX.で1980円。LGA 1156専用となるが、2000円切った安価なモデルとして注目かもしれない。