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極めろ!デスクトップカスタマイズ 第15回

デスクトップを3D空間にする「BumpTop」

2009年08月05日 14時00分更新

文● 柳谷智宣

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そのほかの機能

 そのほかの機能にも触れておこう。「Grid」は等間隔にアイコンを並べる機能で、Pileを崩したりしてアイコンがばらばらになったときに利用する。「Pile by Type」はファイルの種類別に積み重ねる。「Grow」はアイコンを拡大、「Shrink」は縮小表示する。「More」をクリックすると、通常の右クリックメニューが表示される。

 なお、フォルダーを選択した場合、「Expand to Pile」というメニューが現れる。これは、フォルダーの中身をPileする機能だ。元のフォルダーに戻したいなら、Pileを選択した状態で「Folderize」をクリックする。元がフォルダーでない場合は、新しく作成されるフォルダー名を入力するダイアログが開く。

複数のアイコンを選択したときのメニュー

複数のアイコンを選択したときのメニュー

ファイルをひとつ選択したときのメニュー

ファイルをひとつ選択したときのメニュー

フォルダーを選択したときのメニュー

フォルダーを選択したときのメニュー

 フォルダーやPileをダブルクリックすると、四角いエリアが空中に現れ、そこにファイルのサムネイルが表示される。エクスプローラー風に操作できるので、迷わず使えるだろう。左上の赤い×ボタンや空いているところをダブルクリックすると、元のフォルダーやPileの状態に戻る。なお、ファイル名は表示されないので、アプリケーションのショートカットを集めたPileや、写真を保存したフォルダーなどで利用するとよいだろう。

写真のPileをダブルクリックしたところ

写真のPileをダブルクリックしたところ

 ファイルを探すたびにPileを崩すのはいささか面倒だ。そんなときは、「Fanout」をクリックする。マウスを動かすとひもにつながったように、重なったファイルが引き出されていく。その中から目当てのアイコンをダブルクリックすればいい。アイコンが画面手前に飛んでくるようなアニメーションの後に、関連づけられているソフトが起動する。

「Fanout」機能でPileを引き出したところ

「Fanout」機能でPileを引き出したところ。赤い×ボタンをクリックすると、瞬時に元のPile状態に戻る


壁にはフォトフレームや付箋紙などが並ぶ

 BumpTopの壁には、フォトフレームや付箋紙、ネットサービスへのリンクが配置されている。もちろん、ユーザーがアイコンを壁掛けするのも自由だ。壁をダブルクリックすると、その面が大きく表示される。

 フォトフレームは、右クリックメニューから「More」→「Change Photo Frame」で設定する。画像を保存したフォルダーを指定するほか、写真共有サイト「Flickr」のRSSやタグを登録すると、自動的にスライドショー表示してくれるのが面白い。

スライドショーする画像を指定

スライドショーする画像を指定する

画面いっぱいに画像が表示される

フォトフレームをクリックすると、画面いっぱいに画像が表示される。写真下側のメッセージは数秒で消える

 デスクトップを右クリックして、「Sticky Note」を選択すると、付箋紙を貼り付けられる。ただし残念なことに、現状では日本語が文字化けする。無料版では、同時に2枚しか付箋紙を貼れないので、この機能はメモ程度と考えればよいだろう。

付箋紙を壁に貼れる

付箋紙を壁に貼れる。床に置いておいてもいいし、サイズの拡大・縮小も可能だ

 SNSの「Facebook」と一言コミュニケーションツール「Twitter」のツールも用意されている。Facebookのアイコンに画像をドロップすればアップロードできるし、ダブルクリックでプロフページを開ける。Twitterも画像をドロップするとアップロードでき、ダブルクリックでメッセージを投稿できる。

BumpTop上から気軽に使える「Twitter」ツール

BumpTop上から気軽に使える「Twitter」ツール


楽しくて意外と使えるBumpTop
早期の日本語対応を期待

 タスクトレイのアイコンをクリックして、「Settings」を選択すると設定画面を開ける。例えば「Themes」タブでは、壁紙やフォントを設定できる。床と4面それぞれに異なる壁紙を表示することも可能だ。前バージョンまでは、アイコンや付箋紙のフォントを変更すると文字化けも解消できたのだが、最新版では日本語フォントを選んでも反映されない。迅速な修正を期待したい。

各種設定を行なう「Settings」画面

各種設定を行なう「Settings」画面

 マシンパワーを必要とするため、全体的な動作はややもっさりするが、遅さにストレスを感じるほどではない。慣れてしまえば、Pileの使い勝手は優秀で手放せなくなる。変わったデスクトップを求めるなら、一度触ってみてほしい。とりあえず、他の人に見せたときに驚かれることは間違いない。


筆者紹介─柳谷智宣

1972年生まれ。Netbookからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。現在使っているノートパソコンは、東芝のSS RXとMac。とはいえ、1年以上前の製品なので、買い換えを思案中。日経パソコンオンラインで「ビジネスPCテストルーム」、週刊SPA!で「デジペディア」を連載するほか、パソコンやIT関連の特集や連載、単行本を多数手がける。近著に「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)。


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