ジェームズ・キャメロンへの道は険しかった
ついに開幕、第40回コミコン09! 会場に向かう電車も超満員!
東京のラッシュと変わらない電車を降りると、ダッシュで今年1番のメインイベント、ジェームズ・キャメロン監督の新作3D映画「アヴァター」のパネルが行なわれるホールHへ。前回でもお知らせしたように、この「アヴァター」は21世紀最初の映像革命になるであろうと言われている、超ド級の注目作品。キャメロン監督の劇場作品としても「タイタニック」以来とあって、とにかく話題騒然なのである。
そんな作品が今回、このパネルで予告編が初お披露目されるという。しかも、3Dで! アヴァターのパネルまでだいぶ時間はあるが、見逃してはならぬと早速会場に向かう。が、甘かった。
もはや、最後尾がまったく見えないほどのケタ違いの大行列。歩いても歩いても最後尾が見当たらない。かなり後ろまで来たと思われる時点で、並んでいたおばちゃんに既にどれくらい並んでいるのか尋ねてみました。すると、なんと既に2時間も並んでいるとのこと! 驚くのは、それだけ並んでもまだ行列の1/5も進んでいないということ。思わずひっくり返りそうになる。どうやら先頭の方々は、3日前から徹夜で泊りこんで並んでいたらしい……。
仕方ないので、諦めて再びメイン会場に戻る。メイン会場のエキシビションホールに入ると、さすが初日というだけあって、平日にもかかわらず大盛況の大混雑。
前日のプレビューナイトで回れなかったゲームメーカーブースが集まるところでは、各メーカーによる新作ゲームの発表やデモプレイが行なわれていた。ゲーマー達はみなプレイに夢中。参加者達と、各ブースが煽るBGMで凄い熱気。ちょっとした野外レイブ並みにダンスミュージックがガンガンかかってます。
人、人、人、で歩く隙間も無いほどの大盛況っぷり。今年は、近年アメリカを悩ませる大不況の煽りで、コミコンも客足が伸び悩むか? なんて噂されたが、そんな噂を一蹴も十蹴もしてしまうのではと思うほどの来場者の数!
沢山の参加者もさることながらアメコミ、映画、アニメ、MANGA、ゲームに限らず様々なポップ、サブカルチャーが入り乱れて展示、販売されており、実にエキサイティングなコミコン。
(次ページへ続く)

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