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ハロウィンのゴミを拾うのは誰だ! スーパーマンだ! いや、バットマンだ!

2015年10月31日 21時01分更新

文● 鈴木誠史/ASCII

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 多くの仮装した人で賑わうハロウィンの東京。盛り上がりを見せる一方で、「ゴミのポイ捨て」も懸念されている。ゴミが溢れゴッサム化するかもしれない東京を救うべく、ヒーローたちが立ち上がった。バットマンやスーパーマンなどDCコミックスのファンが「ハロウィン GOMI拾いパレード」のために集結したのだ。

 このパレード、実は2016年3月25日に日米同時公開する映画「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」にちなんだもの。バットマンやスーパーマン、そのほかDCコミックスのキャラクターに扮した参加者が、「銀座チーム」「六本木チーム」の二手に分かれてハロウィン真っ最中の街を浄化していく。

 パレードはワーナー・ブラザーズ映画 試写室からスタート。銀座チームは新橋~銀座の歩行者天国~日比谷公園というルートで歩き、六本木チームは(バス移動後に)六本木ヒルズ周辺を歩くという。記者は銀座チームに同行した。

多くのファンが駆けつけた! コスプレ映えするバットマンがスーパーマンより若干多め

試写室では「バットマン vs スーパーマン」の最新予告編を日本初上映。ファンはテンションMAXの状態で街へ繰り出た

一際クオリティの高いこちらのバットマンは、ネットでも大きな話題となった「千葉ットマン」さん

この日のために作ったというバットトングを持参。鉄を加工して作ったとのこと

ヒーローはバットマンとスーパーマンだけではない。フラッシュ(左)も超高速移動しながらゴミ拾い

若すぎるスーパーマン、新橋でポイ捨てされたタバコを拾う

バットマン&バットガール父娘も参加

可愛すぎるスーパーマンもいた

寒そうな人もいた……

ヒーローが銀座に集結!

偶然スーパーマンのTシャツを着ていた外国人男性とバットマンが夢の2ショット

ゴミだけでなく、落し物のスマートフォンを拾うシーンもあった。さすが正義の味方(このあとすぐ持ち主の元へ届いた)

銀座と六本木で2チームに分かれたが、チームは「バットマン vs スーパーマン」というわけではない。ヒーロー同士タッグを組み、道路にへばりつくゴミも回収した

千葉ットマン、花壇のゴミをすかさず回収

敵同士のバットマンとジョーカーも仲良く協力

銀座を抜け、ゴッサム感ある有楽町のガード下へ。左のハーレークインは「付き添いで参加した」とのこと。すごい

東京宝塚劇場の前に突如バットマン&スーパーマンが登場。ヅカファン、どよめく

なんと日比谷では壊れたメガネが捨てられていた

銀座チーム、3.6kmほどの距離を1時間半かけてゴール! 六本木チームも戻ってきた

 拾ったゴミの量は、銀座チームが7.35kg、六本木チームが8.6kg。パレード開始前、「銀座にゴミはそれほど落ちていないのでは?」との懸念もあったが、両チーム合わせて16kgほどのゴミを拾った。参加者からは「ただコスプレするだけだと参加しづらいなと思っていた。これならファンが集まれて、ゴミ拾いもできる。ハロウィン以外にもやりたい」といった声もあり、みんなパレードを楽しんだ様子。千葉ットマンさんに話を伺うと、「やりがいのある仕事でした……(渋い声)」と一言。ハロウィンの東京に、ジャスティスが誕生したのだった。

記念品ももらった!

囲み取材を受ける千葉ットマンさん、だんだん本物のベン・アフレックに見えてくる。「アーマーバットマン(※対スーパーマン用に強化したバットマン)の活躍が楽しみ」と3月の公開を心待ちにしている様子だった

©2015 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.,RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC AND RATPAC ENTERTAINMENT,LLC

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