Active DirectoryやHyper-V関連機能をばっちり搭載!
Windows Storage Server 2008 R2搭載NAS、12月中旬出荷へ
2010年11月18日 06時00分更新
マイクロソフトは17日、NAS(Network Attached Storage)専用OSの新バージョン「Windows Storage Server 2008 R2」搭載のNAS製品が、12月中旬より販売されると発表した。NECやバッファローなど9社が対応を表明しており、順次製品を投入していくという。
Windows Storage Server 2008 R2は、汎用サーバーOSであるWindows Server 2008 R2をベースに開発された64bit OS。Active Directoryによるセキュアなディレクトリー管理に対応しており、既存のドメインコントローラによる認証、Microsoft Online Servicesとの同期ツールによる連携などが行なえる。
また、共有ディスクやホットプラグ/ホットリムーブ機能など、Hyper-V関連の機能もサポート。加えて、Windows 7/Windows Server 2008 R2に搭載されたファイル共有プロトコルの新バージョン「Server Message Block(SMB)2.1」に対応。両OSとの組み合わせで、より高速なファイルのやりとりが可能となっている。
対応を表明するパートナー企業は、
- アイ・オー・データ機器
- NEC
- 日本ヒューレット・パッカード
- ニューテック
- バイオス
- バッファロー
- ファナティック
- ぷらっとホーム
- ロジテック
の9社。アイ・オー・データ機器は、前バージョンであるWindows Storage Server 2008を搭載したNAS「LAN DISK Z」を提供しており、「これまで培った経験と実績を基に、最新バージョンWindows Storage Server 2008 R2においても、お客様のサーバー・ストレージ環境を支える信頼性の高い製品をご提供して参ります」としている。

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