感度別の画質比較(日中)
日中はある程度光量のある条件であれば、ノイズリダクションによる画像の荒れは気にならない。ただし、それでもISO 800が限界だろうか。ISO 1600あたりからは明らかに画像全体にモヤがかかったように甘くなっている。
感度別の画質比較(夜景)
ISO 400あたりからノイズによるざわつきを感じるようになり、ISO 800ではっきり現れる。ISO 1600以上ではかなり厳しい状態だが、これは夜景モードで撮影したため。通常モードで撮影すれば若干は改善されるのだが、その代わりにシャッタースピードは1/2秒までしか落ちない。今回意図した絵柄を低感度で撮影できなかったため、長時間露光が可能な夜景モードのサンプルを掲載した。
初めてのデジカメに最適
24mm広角からの10倍ズームレンズは正直大変便利である。EXILIMカードシリーズからすればボディは若干大きく感じるのかもしれないが、単純に高倍率10倍ズーム機としてみたときには大変小型だ。
機能的には、何もかもを自分でやりたいという中上級者には物足りないかもしれない。しかし、カメラのことをあまり知らない初心者には、カメラ自身が設定を「痒いところに手が届く」ようにやってくれてしまうのでおススメ。初めて使うデジカメとしては最適と言えるだろう。