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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第90回

秒210コマ!猫の超スロー動画を新EXILIMで撮る

2009年02月25日 15時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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 久しぶりにカシオのデジカメを買っちゃったのである。「HIGH SPEED EXILIM EX-FC100」。これは面白いっ。

 以前、この連載で「EX-F1」の超高速連写&ハイスピード動画はすごいって話をしたけれども、いかんせん、ちょいとでかくてちょいと高価だった。いくらすごくても、気軽に買って気軽に持ち歩くにはつらかった。

 でも、カシオは偉い。今度のEX-FC100はコンパクト。レンズこそ5倍ズームだけど、それ以外は「EX-FH20」とほとんど同じ。秒30コマの超高速連写もできるし、秒210コマのハイスピード動画も撮れる。そのうえサイズも価格も、普通のコンパクトデジカメとたいして変わらないのだ。

EX-FC100

EX-FC100

 こいつは気軽に持ち歩いて猫を撮るには最高のカメラである。

 試し撮りはもちろん「かふか」。たまたまそこにあったダンボールで遊んでたので、超高速連写して、そこから最高の瞬間をピックアップ。

オモチャにつられてダンボールから飛び出た瞬間。目が必死でおかしすぎ(2009年2月撮影 カシオ「EX-FC100」)

オモチャにつられてダンボールから飛び出た瞬間。目が必死でおかしすぎ(2009年2月撮影 カシオ「EX-FC100」)

 ひたすら連写するとものすごい枚数の写真が記録されるので(何しろ毎秒30枚である)、撮影後に面白いモノだけをピックアップして残すこともできる。

 ではEX-FC100を持って外に出よう。

こちらは枯れ葉の上でおもちゃと戯れる地域猫。必死に伸ばした手がかわいい……というか寝転がったまま遊んでもらおうというのは不精過ぎ(2009年2月撮影 カシオ「EX-FC100」)

こちらは枯れ葉の上でおもちゃと戯れる地域猫。必死に伸ばした手がかわいい……というか寝転がったまま遊んでもらおうというのは不精過ぎ(2009年2月撮影 カシオ「EX-FC100」)

 「マルチモーション」も撮れる。カメラが背景とメインの被写体を判別して、連写した写真を1枚に合成してくれるのだ。

ダッシュする猫をマルチモーションで。猫のダッシュする速さと連写速度をうまく合わせるのがコツ。これは秒5コマで撮ってみた(2009年2月撮影 カシオ「EX-FC100」)

ダッシュする猫をマルチモーションで。猫のダッシュする速さと連写速度をうまく合わせるのがコツ。これは秒5コマで撮ってみた(2009年2月撮影 カシオ「EX-FC100」)

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