また我々は帰ってきた! FSWに!
今年1月に富士スピードウェイ(以下、FSW)でスーパーママチャリGP(関連記事)が開催されてから、はや半年。再びFSWにて世にも珍しいグランプリが幕を開けた。
28日にフォーミュラニッポンのサポートレースとして開催された「タイヤ転がしGP」である。ホンモノのF1タイヤを使って、人力でFSWのホームストレートを駆け抜けるレースだ。そんな面白そうなイベントがあるなら放ってはおけない。ママチャリGPにも出場したASCII.jp編集部は、再びFSWで戦うことを決意した。
タイヤ転がしGPは6人1チームで競う。編集部からは、筆者末岡、佐久間、AMWの商品部から望月部長、「都庁前iPhoneクラブ」からはカリーとニッシー、そしてチャリンコ系ライター樋山氏(本業はテクニカル系ライター)という布陣で挑んだ。
なお、イベント当日は早朝の集合だったのだが、佐久間はヱヴァのレイトショーを見てから来るわ、カリーは連日の「iPhone 3GS」関連の記事で一睡もしてないうえにコスチュームのマスクを忘れるわ、ニッシーは7時半の集合なのに7時20分に起きるわ、散々なグダグダっぷり。樋山氏は前日の20時にオファーをしたにもかかわらず、クルマの点検をやめてまで参加してくれた。しかし、長袖着用というレギュレーションを説明していなかったので、半袖で来てしまった。だが、編集部になぜか白衣があったので、これを着てもらうことで「レギュレーション違反で失格」は回避された。
FSWに着くとすぐにカートコースに向かった。ここで、事前の説明や練習走行(?)があったのだ。出場チームはASCII.jpチームを含めると全部で11チーム。優勝すれば賞金とタイヤ一式がもらえるとあって、どのチームも本気モードだ。我々はメディアなので賞典外なのだが、ガチでやりあっても勝てる気がしない……。
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