痛車の聖地と化した
富士スピードウェイ
3月28日に富士スピードウェイ(FSW)で開催された「FUJI SPEEDWAY MOTOR SPORTS DREAM 2010(以下、FMD)」。当日はFSWリニューアル5周年式典に始まり、フォーミュラ・ニッポンのデモラン、プロドライバーの同乗体験走行、トークショー、サイン会、ライトフォーミュラ体験試乗、各種オーナーズミーティングといったイベントがFSWの各所で開催され、約5000人の来場者で賑わった。
もちろん、忘れてはいけないのが痛車イベント「痛車サミット in FSW」だ。FSW側の配慮により、痛車のみ前日から入場できたため、痛車オーナーたちは鍋を囲んだり、コタツを持ち込んだりと、寒空の下、熱く燃え、いや萌えあがっていたらしい。そういえば、筆者が到着した午前中の時点で、クルマの中でグロッキーになっていた参加者がいた(笑)。
去年は約180台が集まったが、今年はなんとその倍近くが集まったというから驚き。軽自動車からキャンピングカー、そしてついにフェラーリの痛車までが集結し、オーナー同士の交流や各種コンテストを楽しんでいた。
午後になると一気に天気が崩れはじめ、霧雨が降ってきたかと思うと、メインイベントである痛車パレードランの前になんと雪になったのである! もう4月だと言うのに……。さすがにオープンカーの幌は開けることができなかったが、皆、パレードランでFSWを堪能したようだった。
FSWとしては、FMDにおける痛車イベントは今後とも続けていきたいとのことなので、年に1回のFSW国際レーシングコースを楽しみにしよう。なお次のページからは今回参加した痛車、痛単車、痛チャリのほぼすべてを掲載するぞ!
雪にも負けずに走ったパレードラン
雪が降ったが積もる程ではなかったので、安心してパレードできたかと思う。来年はさらに倍の台数を集めて、フェラーリ軍団が持っているギネスを破りたいところ。そう、イタ車の記録を痛車で上回るのだ!
スポーツカーの両巨頭が揃い踏み! フェラーリ・F430スパイダーがみっくみくに! そしてポルシェ・911(996)はポルシェ漫画の「彼女のカレラ」仕様。フェラーリカンツォーネを高らかに奏でながら走るF430に対し、ボクサーシックスの重厚なエキゾーストを響かせる911。さながらSUPER GTのようだ
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