練習不足のままレース本番へ
さあ、我々も練習するぞ! という矢先、カリーが「あれ?」と声をあげる。なんと持ってきたiPhoneが、3GSではなく、旧型の3Gだったのである! 睡眠不足は判断力不足を招く、ということがよくわかった。そうこうしているうちに、練習時間は終わってしまった。何もしてないのに……。
ぶっつけ本番という不安を抱えながら、ついにレースがやってきた。これが記念すべき第1回目の大会だ。そんなイベントに我々ASCII.jp編集部は名前を刻めるのか。故・三沢光晴選手のテーマ曲「スパルタンX」をBGMにドライダー(選手のこと)たちが続々と入場する。スタート形式はF1と一緒で、レッドシグナル→ブラックアウトで一斉にスタートする。
まず、第一走者の筆者だが、日頃の運動不足がたたり、シグナルがブラックアウト後もたついてしまい、いきなり他のチームと大きく差を開けられてしまう。F1マシンの気持ちがわかった気がする。
第2走者のニッシーにバトンタッチするも、タスキの他に、カメラとヘルメットの受け渡しをやっていたため、大幅にタイムロス。そのうえ、コースにiPhoneを持ってくるのを忘れるという体たらく。それでも懸命にタイヤを転がし、第3走者の佐久間に交代!
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