日食撮影の裏技…!ND400プロとPRO-ND8などの組み合わせ
日食撮影の減光用NDフィルターはケンコーPRO ND10000が定番だ。しかしケンコーPRO ND10000が用意できない場合は、ND400プロフェッショナル2枚重ね、あるいはND400プロフェッショナルとPRO-ND8を組み合わせると良い。NDフィルターの2枚重ねはケンコーも薦めている方法で、ND400プロフェッショナル2枚重ねで減光量1/16万(約18絞り)、ND400プロフェッショナルとPRO-ND8の2枚重ねで減光量1/3200(約12絞り)となる。2枚重ねも活用して日食のベストショットを撮影しよう。
![ケンコーND400プロフェッショナル+PRO-ND8で撮影 ケンコーND400プロフェッショナル+PRO-ND8で撮影](/img/2009/07/20/240316/l/81289db083de98f8.jpg)
ケンコーND400プロフェッショナル
![](/img/2009/07/06/845658/l/2bae156359c8bc0c.jpg)
EOS 50D+EF100-400mm F4.5-5.6 IS USMテレ端で撮影した太陽。ND400プロフェッショナルとPRO-ND8の2枚重ねで撮影
なお、NDフィルターを使って肉眼で太陽を眺めるのは危険だ。NDフィルターは赤外線を通すため目を痛める可能性がある。どうしても肉眼で太陽を観察したい場合は、ビクセンから発売されている日食グラスの使用をお勧めする。
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日食が始まったら周囲も観察してみよう。例えば、地上の木漏れ日が、日食の進行に合わせて欠けていくような、珍しい現象を撮影できるはずだ。「三日月型の木漏れ日」が撮影できればしめたモノ。同じ写真を撮ろうと思っても、次の日食まで撮影できない。
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