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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第105回

GH1で写真嫌いの猫をこっそり撮る

2009年06月11日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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ソファと壁の間に挟まってくつろいでる大五郎。落ちそうで落ちないのが猫っぽいところ(2009年5月 パナソニック DMC-GH1)

 今、うちには猫が2匹いる。白いのが大五郎。キジトラなのがかふか。パナソニック DMC-GH1で撮るシリーズpart3はうちの大五郎。

 問題なのは大五郎である。うちには仕事柄、入れ替わり立ち替わり新型デジカメがやってくるわけで、小さいときからデジカメがやってきてはパシャバシャ撮られてた結果……カメラ嫌いになっちゃったのだ。とほほほほ。

 最近では、カメラのレンズがジジーッとせり出てくる音がしただけでささっと他の場所へ移動しちゃう。かなり哀しい。

 しょうがないので寝てるところをこっそり撮ったり。

ベッドの毛布の上で2匹が同じ格好で就寝中。これぞ「シンクロナイズド睡眠」。液晶モニターを回してハイアングルで撮影(2009年5月 パナソニック DMC-GH1)

真っ赤なソファの上で洗濯物を枕にして2匹でお昼寝。かふかは気配に気づいて目をあけちゃいました。これをやられると黒い服に猫の毛がついてとほほなことに。ソファが傷だらけなのはもちろんこの2匹のせい(2009年5月 パナソニック DMC-GH1)

真っ赤なソファの上で洗濯物を枕にして2匹でお昼寝。かふかは気配に気づいて目をあけちゃいました。これをやられると黒い服に猫の毛がついてとほほなことに。ソファが傷だらけなのはもちろんこの2匹のせい(2009年5月 パナソニック DMC-GH1)

 冒頭写真のように、ちょっと遠くからそっと撮る分には問題ないんだけどね。

 ではいったいカメラの何を嫌うのか。ひとつ心当たりがある。デジカメ撮影時のとある現象を嫌うのである。

 それはAF補助光。最近はどのカメラでも室内などで撮ろうとすると、レンズの横にあるLEDが白く光る。これがAF補助光。デジカメは暗いとピントが合いづらくなるので、この光を当ててAFの手助けをするというわけだ。これが光ると露骨にいやがるのである。

 最近のAF補助光は以前に比べてすごく強力になっており、人間でもまぶしいのだ。嫌うのもむべなるかな。

 私物のカメラは買ったその日にAF補助光はオフにしてるけれども、レビュー用に借りたカメラだとついAF補助光を消し忘れちゃうのだ。ちょっと盲点なので、みなさまお気をつけを。

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