5月23~24日に東京・多摩にあるデジタルハリウッド大学で開催された「Make:Tokyo Meeting 03」の様子をお届けしよう!
が! そもそも「Make:」って「何じゃらホイ?」(死語)って方に説明せねばなるまい!
「Make:」って何さ?
ひとことで言えば「テクノロジーをムダに使って面白いモンを作ったるワイ!」という「We can Do It Yourself!」な人々。たとえば、「100m先から家にあるぜんぶのテレビの電源を切るリモコン」を作ってる人だ(豪快すぎて使えネーぜ!)。まー、つまりはASCII.jpで筆者がやっているような「よろしくパソドック」なモノ物を作る人は、広大なアメリカには何万人といるわけで、それをまとめて雑誌にしちゃったのが、「Make:」という雑誌。
出版社は、お堅いコンピュータ書籍……、というより書店でも買える「情報工学系論文」でおなじみのオライリーだ。つまり「Make:」は、同社の中でも笑って読める本ってこと。
読者のことを「Maker」と賞して称し、インチとポンドとガロンという、日本人とは比較にならない大まかな単位を使うアメリカ人のDIY野郎が、人を笑わせる(あきれ返らせる)モノを作ってるんだから、発想が並じゃネー! っつーか豪快!
しかし、笑えるモノを作るために注ぎ込まれた、超難易度の高い技術や、超最先端技術、そしてモノ作りに対する熱き根性と試作の数々は、人々を感動させるのだ。
日本ではオライリージャパンが翻訳書を出版しているが、肉を食べ豪快なアイディアを生み出すアメリカンMakerに負けるな!とばかりに、侍Makerも決起した。こんな人々が集まったのが、オライリージャパンが主催した「Make:Tokyo Meeting 03」である。
日本の侍Makerが集まる第3回目のMake: Meeting。これから紹介する奇想天外、破天荒、前代未聞の珍発明に笑い、あきれ、感動するがいい!
Make:Japanブース
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