(株)オライリー・ジャパンが発行する科学技術系雑誌「Make:Technology on your time」日本語版のイベント「Make:Tokyo」が4月20日に都内で開催されました。イベントの性質上、ペースメーカーを付けた人以外であれば、誰でも無料で入場できるとのことなので遊びに行ってきました。
このイベントは2007年の秋に「Make:Japan」という名前で第1回が開催されました。今回は同誌で取り上げられた発明品や、個人や団体が研究するプロジェクトなどを展示して、少しでも多くの人に科学と触れ合ってもらおうというものです。出展者は「Maker」というタグが付けられていました。また、インターナショナルスクールの校庭と体育館を貸し切って行なわれたため、国際色豊かな客層だったのが印象的です。
校庭に置かれた「KIMURA」が開発した自走ロボット。出力は3馬力くらいあるらしく、フルスロットルにすると吹っ飛んでしまうらしいです。また、簡易ホバークラフトはこのように乗ることができました。動かし方次第では2~3メートルくらいなら普通に移動できるようです
会場はそんなに広くないので見て回るだけなら楽なのですが、何せ出展ブースのひとつひとつが魅力的な発明品を展示していたので、食い入るように見てしまいました。2足歩行ロボットから、簡易ホバークラフト、プリンターを楽器にしたもの、ノートパソコンの一部をあえてショートさせるパフォーマンスや真空バズーカなんてものまでありました。大学の研究室やプロジェクトチームも多く出展していましたが、彼らの傾向としては、“音楽と科学の組み合わせ”が多かったように思います。
