通信料無料で楽しめる通信対戦
このようにケータイとケータイをくっつけることでペアリングが完了する
続いて、新機種の新機能について紹介しよう。まず、「iアプリタッチ」は、Bluetoothを利用して簡単に通信対戦ゲームなどを行なえる機能。通信をBluetoothで行なうため、通信料がかからないのが特徴だ。
ペアリングはFeliCaを利用して行なえる。対応iアプリを起動後、メニューでBluetooth通信を選んで携帯電話同士を重ね合わせることで設定が完了する。
対応ゲームとして紹介された8種類のメジャーゲームタイトル
なお、アプリケーションとして、デコメを一緒に作成する「一緒にデコメ」を搭載する。
iモードブラウザーの拡張
iモードページ内でFlashの動画を再生しているところ
iモード用のウェブブラウザーの仕様が拡張され、コンテンツ制作における制限が緩和された。まず、1ページあたりのサイズが100KBから500KBとなり、ページ内でのフラッシュ動画の再生やJavaScriptの実行が可能となった。さらに、Windows Media Videoのiモードからの再生が可能になった（ページ内での再生は不可で、プレーヤーが立ち上がる）。
ブラウザー自体の機能も向上している。iメニューのデータがキャッシュされ、起動が高速化した。また、新ブラウザー仕様では十字キーの左右のキーが利用できるようになった。
従来はページ内のボタンは上下キーでしか選べず、左右に並ぶ項目を選ぶにも上下キーで操作するしかなかったが、新機種では横にある項目は左右キーで選択できる。
テキストを選択してコピーしたり、関連する地域を地図で表示したり、文字列を検索したりできる
さらにテキストのコピー機能を搭載。検索フォームなどに文字列をペーストするなどの使い方ができるようになった。
そのほか、iアプリ内で有料サービスを利用する際に、サービス提供元のウェブサイトを表示しなくても、iアプリ上から直接決済できるようになった。
パーセントで表示できる電池残量
電池残量がパーセントで表示できるようになり、より細かく電池残量を知ることができる
携帯電話本体の新しい機能としては、電池残量表示が従来の3段階から5段階に細分化された。さらに設定によりパーセントでの表示も可能だ。
そのほか、音声入力によるメールの作成や検索の実行、アラームやユーザー辞書など、機種変更時の設定の引き継ぎの拡張、GPS機能の海外対応などが加わっている。
