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iモードブラウザ2.0対応のケータイCMS「ZEKE」

2009年05月22日 10時06分更新

文●中野克平/デジタルコンテンツ部編成課

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 NTTドコモが5月19日に発表した2009年夏モデルの目玉はAndroid携帯だが、もうひとつの目玉が「iモードブラウザ2.0」だ(関連記事)。480×640ピクセルのVGA表示やクッキー、リファラー、Ajaxに対応し、“フルブラウザー”並の機能が追加されたのだ。

 iモード2.0というケータイの進化に合わせて、リッチなケータイコンテンツが続々登場するはずだが、肝心のCMS(Contet Management System)が対応しないことには表示領域の大きさやAjaxを活かしたコンテンツを作りにくい。ユビキタスエンターテインメント(UEI)が5月22日発表した「ZEKE(ジーク) CMS 4.0」は、JavaScriptやマイニュースなど、iモード2.0にいち早く完全対応したCMSだ。

ZEKE CMS

ZEKE CMSの管理画面


 iモード2.0では、最大ページサイズが100KBから500KBに拡張され、従来よりも5倍も広大なケータイページを公開できる。ただ、今後発売される新機種ではブラウザー表示領域を480×640ピクセル以上にできるとはいえ、横幅が480ピクセルという制約から、どうしても縦長のページになってしまう。カーソルキーによるページスクロールなど、端末側のUIで対応できる部分もあるが、ページの下部にある読みたい部分にスクロールさせるのはちょっと不便だ。その点、ZEKEには「コンテンツ折り畳み機能」を実現するテンプレートが用意されており、ユーザー自身がその場では読まない部分を折り畳むことで、縦長ページの操作性をよくできる。

 ケータイサイトでも不可欠になりつつあるサイト内検索でも、ZEKEならではの機能で使い勝手を向上できる。検索語に該当する記事をAjax技術で即座に表示できる「記事リアルタイム検索」をテンプレートで利用すれば、検索結果がその場で表示されるので、画面遷移に伴うイライラを解消できる。

 実は、アスキー・メディアワークスの運営する「ケータイ週アス」(iMenu→メニューリスト→天気/ニュース/ビジネス→ビジネス情報→ケータイ週アス)も、ZEKE 4.0を使ったケータイサイトだ。CSSを動的に変更する「サイト着せ替え機能」など、ZEKEの機能をふんだんに使ったケータイサイトになっている。

ZEKE CMSで運営している「ケータイ週アス」の画面。CSSの切り替えによる「着せ替え機能」など、ZEKE CMSの機能を活用している。写真は、「デフォルト」(左)から「サーキット」(右)にスタイルを変更したところ


 現在のところ、ケータイ週アスはNTTドコモのみの提供だが、ZEKEは3キャリア対応。ZEKEで制作したサイトは、ケータイ週アスかUEI提供のデモムービー(MP4形式)で確認できる。また、6月8日から12日まで幕張メッセで開催される「Interop Tokyo 2009」のIPA特設ブースでも公開されるという。

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