6種類から「テーマ」を選んで自己流アレンジ
基本的な再生方法が分かったら、iPhotoスライドショーの神髄である「テーマ」のアレンジを試してみよう。スライドショーを作るというと、写真を選んで視覚効果をクリックして……と、どうしても面倒な操作を想像しがちだが、iPhotoなら至ってカンタン。
先ほどスライドショーの再生前に表示された「スライドショーパネル」で「テーマ」タブを選び、クラシック/Ken Burns/スクラップブック/破片/スライドパネル/スナップショット──といった6種類から選ぶだけだ。写真の動き方やトランジション、背景、BGMといった設定があらかじめセットされており、このテーマを変えるだけでもずいぶんとスライドショーの印象が変わってくる。
もっと細かくアレンジしたければ、「曲」や「設定」タブを活用してみよう。「曲」タブでは、BGMとしてiTunesのライブラリに登録してある曲や、GarageBandで自作した作品が使える。
「設定」タブでは、写真の表示時間などが調整可能だ。BGMと写真の切り替えをシンクロさせるだけで、スライドショー全体がカッコよく見えてくるので、ぜひともこだわっておきたいところ。写真をランダムに表示したいときも、この設定パネルを使う。
細かな「トランジション」でグッと来る演出を
クリエイティブ心を刺激されて、もっとこだわりたくなったなら、トランジションをアレンジしてみよう。
Macで作るコンテンツは、特にトランジションが目を引くものが多い。ムービー編集ソフトの「iMovie」にしろ、プレゼンテーション作成ソフトの「Keynote」にしろ、トランジションに重点が置かれている。筆者もよく「Macならこんなことができるよ」というデモをする際に使うほど、Macの各アプリで利用できるトランジションはド派手で、しかも美しい。
iPhotoでも、「クラシック」と「Ken Burns」のテーマを選んだ場合に13種類のトランジションを指定できる。スライドショーにメリハリを付ける上でも有効なので、ぜひとも利用してみよう。
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