欲しい、欲しいぞっ!!
3月頭に発売して以来、ネットや店頭のMacコーナーで話題をかっさらっているiMacとMac mini。4月に始まる新生活に合わせてMacを揃えたいという人にとっては、絶好のタイミングで新機種が登場したことになる。
iMacは24インチという大画面が15万8800円から手に入るのが大きな魅力だ。一方のMac miniは1年半以上もモデルチェンジしていなかっただけあって、メモリー、HDD、グラフィック、入出力端子などがアップデートされた。
しかも両モデルとも、1月発表の統合マルチメディアスイート「iLife '09」が標準で入っている(Apple Storeで見る)。人の顔から写真を探せる機能が付いた写真管理ソフト「iPhoto '09」や、ピアノ/ギターの弾き方を学べるようになった音楽作成ソフト「GarageBand '09」など、真剣にやり始めたら1年は「遊べる」アプリがセットで含まれるのだ。これはもう、Macが欲しい人にとっては「かなり」物欲を刺激されるのではないだろうか。
と、そこで気になるのが、マシンの性能だ。
ASCII.jpではMacPeople編集部協力の元、恒例のベンチマークテストを実施。iMacとMac miniの新旧モデルで性能を比較してみた。結果は以下の通りだ!
テスト条件
Mac OS X 10.5.xを使用し、メモリー容量は各機種の標準状態のままテストを実行。Mac miniのディスプレーとしては30インチの「Apple Cinema HD Display」を使った。画面解像度はMac Proでは2560×1600ドットだが、「Apple Mini DisplayPort - Dual-Link DVI アダプタ」が用意できなかったため、Mac miniでは1200×800ドットでテストしている。iMacは標準の1920×1200ドットに設定。グラフの値は各テストを3回実行した平均値だ。

40分のAIFFファイル(容量392.7MB)を、iTunes 8.1で128kbpsのAACファイルに変換する時間を測定

QuickTime Player 7.6のPro版を使い、再生時間が60秒のDVファイルをH.264形式に変換するのにかかった時間を測定

「Adobe Photoshop CS4」のアクション機能を使用して、4064×2704ピクセルの画像に15種類のフィルターを連続で適用した際の時間を計った

2Dグラフィック性能を見るテスト。縦1万4400×横640ドットの画像を開き、上から下までスクロールするのにかかった時間を計測した

容量1GBの単一ファイル、および6538個のファイルが合計1GBぶん入ったフォルダーの複製時間を測定

3Dゲームソフト「Doom 3」を使用して、デモ画面を連続再生する際のフレームレートを測定

CPUでの3Dレンダリング性能とGPUのOpenGL性能をチェックするベンチマークソフトで計測
