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任天堂、次世代ゲーム機『Wii』の発売スケジュールと対応タイトルなどを発表!――2006年10~12月に発売

2006年05月10日 18時42分更新

文● 週刊アスキー 吉田智之/荒井陽介

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10~12月発売と発表された任天堂の次世代ゲーム機『Wii』。テレビリモコンのようなデザインのワイヤレスコントローラーを備え、コントローラーの上部には“ダイレクトポインティングデバイス”を内蔵。コントローラーがどこを向いているのかといった情報を本体に送信する。拡張コネクタを利用してポインティングデバイスをつなぐと、ヌンチャクのようになる
10~12月発売と発表された任天堂の次世代ゲーム機『Wii』。テレビリモコンのようなデザインのワイヤレスコントローラーを備え、コントローラーの上部には“ダイレクトポインティングデバイス”を内蔵。コントローラーがどこを向いているのかといった情報を本体に送信する。拡張コネクタを利用してポインティングデバイスをつなぐと、ヌンチャクのようになる

任天堂(株)は9日(現地時間)、米国ロサンゼルスにて発表会を開催し、開発中の新型ゲーム機『Wii(ウィー)』の詳細を明らかにした。Wiiは2005年5月に同社が発表した据え置き型の家庭用ゲーム機。“Revolution”というコードネームで呼ばれていたが、4月末には正式名称が『Wii』に決まったことが発表されていた。

発表会のオープニングでは、オーケストラの指揮者の格好をした同社代表取締役専務の宮本茂氏が、タクトに見立てたWiiのコントローラー“ゲームリモコン”を持って登場。画面上のオーケストラが奏でるゼルダのテーマ曲を、ゲームリモコンを振って指揮するというパフォーマンスで会場を沸かせた。

Wiiと同時発売予定のゲーム『Wii Sports』に収録されているテニスゲームをプレー中の、任天堂代表取締役専務の宮本茂氏。コントローラーをラケットのように振って操作している。Wii Sportsはテニスのほかに、野球とゴルフも収録の予定
Wiiと同時発売予定のゲーム『Wii Sports』に収録されているテニスゲームをプレー中の、任天堂代表取締役専務の宮本茂氏。コントローラーをラケットのように振って操作している。Wii Sportsはテニスのほかに、野球とゴルフも収録の予定

続いて登場した米国任天堂 上級副社長のレジナルド・フィザメイ(Reginald Fils-Aime)氏は、「具体的な発売日と価格についてはまだ差し控えたいが、Wiiを今年の10月から12月までの間に発売する」と明言。日本での発売が11月11日に決まった(株)ソニー・コンピュータエンタテインメントの『プレイステーション3』に、先行して登場する可能性もでてきた。

『Super Mario Galaxy』(仮題)をプレーするカップルのイメージ画像。“ゲームをまったくプレーしない人、またはプレーするのをやめてしまった人の関心を、いかにゲームに向けさせるか”がWiiの重要な開発コンセプトとなっている
『Super Mario Galaxy』(仮題)をプレーするカップルのイメージ画像。“ゲームをまったくプレーしない人、またはプレーするのをやめてしまった人の関心を、いかにゲームに向けさせるか”がWiiの重要な開発コンセプトとなっている

この日発表されたタイトルは、マリオが主人公のアクションゲーム『Super Mario Galaxy』(仮題)、津波などの大災害から生き残るのが目的の『Disaster:Day of Crisis』、エキサイトバイクを彷彿とさせるアクロバティックなオフロードカーレースゲーム『Excite Truck』など。ほんの数秒であったが、Wiiとの同時発売がアナウンスされている(株)スクウェア・エニックスのWii用ゲーム『DRAGON QUEST SWORDS 仮面の女王と鏡の塔』と思われる、ゴーレムらしきモンスターを剣で倒すムービーも公開された。これらのムービーのなかには、スーパーファミコンと同時発売だった『パイロットウィングズ』のようなフライトシミュレーターや、人気シミュレーションゲーム『ファイヤーエムブレム』の姿もあった。

Wiiとの同時発売が決まった『ゼルダの伝説 黄昏の姫』(ゲームキューブ版も同時発売)では実機を使用したデモを披露。このデモでは、ヌンチャクのようなコントローラーにスピーカーが内蔵されていることが明らかになった。これにより、たとえば弓を使った攻撃時に、弓を引き絞る音は手元のコントローラーから、矢が飛んでいく音はテレビのスピーカーから、といった演出が可能になるという。

「既存のゲームユーザーとこれまでゲームをしなかった人の間にある壁を壊す」と、Wiiのコンセプトを語った任天堂 代表取締役社長の岩田聡氏
「既存のゲームユーザーとこれまでゲームをしなかった人の間にある壁を壊す」と、Wiiのコンセプトを語った任天堂 代表取締役社長の岩田聡氏

発表会の最後に、任天堂 代表取締役社長の岩田聡氏は“Wii Connect24”というWiiの新機能を発表した。これは「豆電球を点灯させる程度の消費電力」(岩田氏)でWiiを常時起動させておくことで、任天堂などが発信するさまざまな情報をインターネット経由で自動受信できる機能である。さらに大ヒットとなったニンテンドーDS用ゲーム『おいでよ どうぶつの森』を例に挙げ、プレイヤーがゲームをしていない間に友人が自分の村を訪ねてくる、といった遊びも実現可能になるという。岩田社長は「毎日、新鮮で新しい楽しみをユーザーに提供していきたい」と抱負を語り、発表会を締めくくった。

なおWiiの注目機能のひとつである、過去のゲーム機用タイトルをネットからダウンロードしてプレーできる“バーチャルコンソール”については、新しい発表はなかった。



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