ここでは、次世代ゲーム機のビッグニュースについてまとめてお送りします。ソニー・コンピュータエンタテインメントの『プレイステーション 3』と任天堂の『Wii(コードネーム：REVOLUTION)』の詳報。さらに、一足先に発売された昨年12月に発売されたマイクロソフトの『Xbox 360』についても、エンタテインメント製品の世界的なトレードショー“E3 2006”において、外付けHD DVDドライブの発表(プレスカンファレンス)が行なわれたようです。PS3が圧倒的なグラフィックス＆演算能力を生かすソフトで、“次世代”の名にふさわしいリッチな体験を提供できるか？ あるいはWiiが同社の蓄積してきたユーザビリティー＆プレイアビリティーを生かして、より生活の中に密着した新世代のエンタテインメントを提供してくれるのか？ はたまた、先行したXbox 360がその利をさらにHD DVDプレーヤーの発表によって2段ロケットに点火できるか？ 今年の年末は、久々にゲーム機競争が熱そうだ！
ASCII24読者の購入意向は、PS3がやや優勢ながら
Wiiも40％超が買いたいと回答
最初に5月12日から19日まで実施した読者アンケートで、PS3およびWiiの知名度/認知度と購入意向について聞いてみた。
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| 今週ソニー・コンピュータエンタテインメントと任天堂から相次いで、“次世代ゲーム機”と呼ばれる『プレイステーション 3(PS3)』『Wii(コードネーム：Revolution)』の情報が発表されました。これらのニュースをご存じでしたか？ |
ASCII24読者向けのアンケートということもあり、ニュースについては78.2％の方が両方のニュースをチェックし、PS3だけ(12.8％)、Wiiだけ(1.5％)はチェックしていたという方を合わせると90％以上の方が、これら次世代ゲーム機の情報をチェックしていることがわかった。
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| ずばり、次世代ゲーム機を買いたいですか? すでに発売中のマイクロソフト製『Xbox360』を含めて、どれを買いたいですか？ 今年の年末を想定して、それまでに買いたいと思う製品をすべてお選びください。＜複数選択＞ |
しかし、ニュースに関心があることと、実際に買いたい/遊んでみたいという意識の間にはズレがある場合もある。技術的な興味・関心はあっても、自分で購入するかどうかは別、という意見を探るために、次の設問では購入意向について聞いた。結果は、やはり70％超という両機種への関心度からは減るものの、PS3を買いたい人は47.8％、それには及ばないまでもWiiを買いたい人も41.7％に上った。なお、すでに発売中ながら次世代ゲーム機として両者と肩を並べるXbox 360については8.8％の方が買いたいと答えた。一時期のゲーム離れの傾向を考えると、PS3もWiiも話題作りのうまさ、さらに最近の携帯ゲーム機の過熱的とも言えるブーム(“脳を鍛える”シリーズなど)が追い風になっているようだ。
さて、次ページからは各ゲーム機別にASCII24で取り上げたニュース、および発表されている情報を、引き続き読者アンケートによる意向と一緒に紹介する。
