Sytrinから、銅製ヒートパイプを2本搭載したアルミ製ヒートシンクをクロスフローファンで冷却するというビデオカード用クーラー「KuFormula VF1 Plus」が登場予定だ。ビデオカード用クーラーは数多くの製品が発売されているが、同製品は今までにないユニークな形状となっている。
銅製ヒートパイプを2本搭載したアルミ製ヒートシンクをクロスフローファンで冷却するというビデオカード用クーラー「KuFormula VF1 Plus」。メーカーは以前エアコンPCケースを発売したSytrin |
この製品はnVIDIA GeForce 6600、6800LE/GT/Ultra、7800シリーズおよび、ATIのRADEONシリーズに対応するビデオカード用クーラー。クロスフローファンはPCIブラケットに固定して使う仕組みで、回転数はスイッチにより1550rpm(24dB)/2400rpm(28dB)/3150rpm(32db)の3段階で調節可能。一方の106×88×33mmとなるアルミ製ヒートシンクは銅製ヒートパイプを2本搭載、別途ビデオメモリ用のヒートシンクも付属している。
ご覧のように、ビデオカード取り付け後はかなり巨大になる。そのため隣接するスロットは2、もしくは3スロット消費するので注意が必要だ。なお、クロスフローファン以外のファンも取り付け可能。今回紹介した「KuFormula VF1 Plus」のほか、クロスフローファンが付属しないモデル「KuFormula VF1」もラインナップされている。サンプルが入荷した高速電脳では、3月末の発売予定として予価が「KuFormula VF1 Plus」で4980円、「KuFormula VF1」で3979円となっている。
取り付けイメージ。ビデオカード取り付け後はかなり巨大になる。そのため隣接するスロットは2、もしくは3スロット消費するので注意が必要だ |
クロスフローファンはPCIブラケットに固定して使う仕組みで、回転数はスイッチにより1550rpm(24dB)/2400rpm(28dB)/3150rpm(32db)の3段階で調節可能。また、通常のファンも取り付けることができる |
ビデオカードの対応表。ATI/nVIDIAほとんどのビデオカードに対応し、取り付け金具も付属している | 別途ビデオメモリ用のヒートシンクも付属している |