Abit製マザーボードなどではお馴染みのプロゲーマー“Fatal1ty”ことJohnathan Wendel氏が開発に共同参加しているシリーズに、今度はCPUクーラーとビデオカード用クーラーが加わった。発売元はZalmanとなっている。
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帰ってきたプロゲーマー“Fatal1ty”ことJohnathan Wendel氏。なんか以前Abitのパッケージに出ていた写真より大人の顔つきになっている…… |
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ビデオカード用クーラー「Fatal1ty FS-V7」。すでに販売中の全銅製の「VF700-Cu」や「VF700-Cu LED」をベースとしたモデルだ |
ベースとなっているのは、同社の人気商品となっているお椀状に広がったヒートシンクの中にファンを埋め込んだ形状が特徴の“CNPS7700”や“VF700”シリーズ。発売された「Fatal1ty FS-C77」は、LGA 775、Socket 478/754/939/940対応のCPUクーラーだ。すでに発売されている全銅製の「CNPS7700-Cu」をベースにレッドLEDを新たに搭載。ファンの回転数も約2400rpm(「CNPS7700-Cu」は最高2000rpm)へと上げられている。当然ノイズレベルも32dBから約42.5dBへとなったが、ゲーマーたるもの多少の音よりもCPUの安定動作のほうが重要だ。販売しているのは高速電脳とドスパラ本店で7980円となっている。
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「Fatal1ty FS-C77」は全銅製の「CNPS7700-Cu」をベースにレッドLEDを新たに搭載。ファンの回転数もアップ | | お椀状に広がったヒートシンクの中にファンを埋め込んだ形状が特徴だ |
一方のビデオカード用クーラー「Fatal1ty FS-V7」も、すでに販売中の全銅製の「VF700-Cu」や「VF700-Cu LED」をベースとしたモデル。例によってJohnathan Wendel氏が共同開発する製品によく搭載されるレッドLEDを追加し、ファンの回転数を上げたというもので、“Quiet Mode”で約2050rpm(約23.7dB)/“Performance Mode”で3500rpm(約36dB)となる。対応ビデオカードはATI/nVIDIAともにほとんどの製品に装着可能だ。価格はアークと高速電脳で4980円となっている。バックパネル部に排気ファンを搭載するなど、ただでさえ排熱を重視し、搭載ファンの多いAbit製“Fatal1ty”シリーズのマザーボードに今回の2製品を組み合わせたらどの程度の“音”がするのかかなり興味深いところ。一度、彼(Johnathan Wendel氏)のPCを見せてもらいたいものである。もっとも、見た目の派手さにこだわるユーザーにとっては注目の製品となるのは間違いないだろう。
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対応ビデオカードはATI/nVIDIAともにほとんど装着可能 | | メモリ用のヒートシンクも付属している |
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【取材協力】