玄人志向から、PCI Express×1に対応したSerial ATA IIインターフェイスカードが来週末登場予定で、現在T-ZONE.PC DIY SHOPで展示中だ。販売価格が約4000円と安いのも大きな特徴だ。
![「SATA2EI-PCIe」](/img/2005/09/09/195100/l/e756e372bfa20ee9.jpg) |
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PCI Express×1に対応したSerial ATA IIインターフェイスカード「SATA2EI-PCIe」 |
![外部コネクタ](/img/2005/09/09/195101/l/a5f740674d79df25.jpg) |
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同社によると「外部コネクタはSerial ATAの外付け規格である“eSATA”に対応している」という |
展示されているのは、コントロールチップにSiliconImage製“Sil3132”を搭載した「SATA2EI-PCIe」。装備しているSerial ATA IIポート数は内部×1+外部×1という構成で「外部コネクタはSerial ATAの外付け規格である“eSATA”に対応している」(同社)という。ただし、“eSATA”は従来あるSerial ATAコネクタと形状は似ているが、接続はできないので注意が必要だ。
ラインナップは前述の「SATA2EI-PCIe」以外に4モデル用意されており、内部×2の「SATA2I2-PCIe」、内部×2+RAID 0/1対応の「SATA2RI2-PCIe」、外部×2の「SATA2E2-PCIe」、外部×2+RAID 0/1対応の「SATA2RE2-PCIe」が同時に発売予定となっている。T-ZONE.PC DIY SHOPによると、価格はRAIDなしモデルが約3800円、RAID付きモデルが約4000円になるとのこと。最近のマザーボードではSerial ATA II標準サポートが一般的となっているが、ほとんど使用することのないPCI Express×1スロットを使って安価に増設可能となるのは魅力と言えるだろう。
![使用例](/img/2005/09/09/195102/l/c26069972014df1a.jpg) |
| ![eSATA](/img/2005/09/09/195103/l/51a9232e11b7e77b.jpg) |
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インターフェイスカードと外付けケースを接続したところ | | 3.5インチSerial ATA HDD対応の外付けケース「GW3.5AW-eSATA」の背面部。Serial ATAの外付け規格である“eSATA”を採用している |
なお、インターフェイスカードと同時に“eSATA”コネクタを採用する3.5インチSerial ATA HDD対応の外付けケース「GW3.5AW-eSATA」(予価3480円)と長さ1mのeSATA-eSATAケーブル「eSATA-CABLE」(予価1480円)、内部Serial ATAポートを外付Serial ATA(eSATA)ポートへ変換するケーブル付きPCIブラケット「eSATA-SATA/2P」(価格未定)も発売予定となっている。前述のインターフェイスカード類とセットで使用するのには、ちょうどよい製品となるだろう。
![GW3.5AW-eSATA](/img/2005/09/09/195104/l/cc34ffb35daefaba.jpg) |
| ![型番シール](/img/2005/09/09/195105/l/d6961722ae527c03.jpg) |
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3.5インチSerial ATA HDD対応の外付けケース「GW3.5AW-eSATA」。前述のインターフェイスカード類とセットで使用するのにはちょうど良い製品だ | | シリーズ全体の価格が安いのが嬉しい。ほとんど使用することのないPCI Express×1スロットを使って安価に増設可能だろう |
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