開発コードネーム“Lindenhurst-VS”こと“E7320”を搭載したマザーボード「ND7320」が、Rioworksから登場した。同GPUを採用した製品は、Supermicro「X6DVA-4G」に続く2製品目となる。
“Lindenhurst-VS”こと“E7320”を搭載したマザーボード「ND7320」 | 製品にはVRMカードも付属している |
“E7320”は、今月2日にIntelが発表したXeon用のチップセットで、同時に発表となった“E7520(Lindenhurst)”の下位モデルにあたる製品だ。FSB800MHz、DDR/DDR2メモリ対応など基本的な仕様は同じだが、サポートするPCI Expressの数が異なり、“E7520”はPCI Express×8を3つまで、“E7320”はPCI Express×8を1つまでサポートする。なお、PCI Express×8をPCI Express×4を2本にするなどの構成も可能だ。
「ND7320」で採用されるSouth Bridgeは“6300ESB(Hance Rapids)”で、Serial ATAを2ポート装備 | “E7320”はPCI Express×8を1つまでサポートするが、「ND7320」ではPCI Express×4を1本のみ搭載 |
「ND7320」で採用されるSouth Bridgeは“6300ESB(Hance Rapids)”で、Serial ATAを2ポート装備。その他オンボードインターフェイスは、ATI“Rage XL”によるVGA機能やIntel製ギガビットイーサネットを2つというもの。また拡張スロットはPCI Express×4を1、PCIを1、PCI-X 64/66MHzを3、ドーターカード用PCI-X 64/66MHzを1のほか、ECC RegisteredタイプのPC2700(DDR333)に対応するDDR DIMMを4本搭載する。さらに、VRMカードを挿すための専用スロットが設けられているのも特徴的で、製品にはVRMカードも付属。価格は高速電脳で4万5990円となっている。
Intel製ギガビットイーサネットを2つ装備する | VRMカードを挿すための専用スロットが設けられているのも特徴的 |