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“i875P+Hance Rapids”でFSB800MHz“Nocona”版デュアルXeonに対応! ASUSTeKから「NCCH-DL」が発売!

2004年07月15日 03時49分更新

文● 増田

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Dual FSB800 「NCCH-DL」
パッケージには大きく“Dual FSB800 Xeon CPU+DDR400 MemoryMB”と記載最新のFSB800MHz“Nocona”コア、PC3200(DDR400)対応の

 チップセットに“i875P+Hance Rapids”を採用しながら、FSB800MHz“Nocona”コア搭載のデュアルXeonに対応するというASUSTeK製マザーボード「NCCH-DL」が店頭に並び始めた。



ブロックデザイン 拡張スロット
ブロックデザイン。基板の構成は若干異なるものの、すでに発売中の「PCH-DL」とほぼ同じ構成だ拡張スロットはAGP Pro×1、64bit/66MHz PCI-X×2、32bit/33MHz PCI×2

 “i875P+Hance Rapids”という組み合わせのデュアルXeonマザーとしては、やはりASUSTeKから「PCH-DL」という製品が発売されている。基板の構成は若干異なるものの、今回登場した「NCCH-DL」とは採用するチップセットをはじめ、オンボードインターフェイスなどもほぼ同様となっている。では、2製品の主な違いはというと、それはサポートするFSBとメモリ。「PCH-DL」では533MHzだったFSBは800MHzに。さらに対応メモリは、PC2700(DDR333)からPC3200(DDR400)対応へと引き上げられており、最新のFSB800MHz“Nocona”コア採用のXeonが搭載可能となっている。もともとの仕様が公式にはXeon未対応となる“i875P”だけに、同社の一連のこのシリーズ(「NCCH-DL」と「PCH-DL」「PC-DL Deluxe」)には不明な点が多い。よって今回はFSB800MHz、DDR400への対応をうたう「NCCH-DL」だが、同じチップセットを採用するFSB533MHz、DDR333対応の「PCH-DL」との明確な違いも不明だ。
 その他仕様のほうは、拡張スロットがAGP Pro×1、64bit/66MHz PCI-X×2、32bit/33MHz PCI×2、DIMM×4で最大メモリ容量は4GB。Serial ATAインターフェイスは“Hance Rapids”による2ポート(RAID 0、1対応)とPromise製“PDC20319”チップによる4ポート(RAID 0、1、0+1対応)で計6ポートとなっており、IEEE1394、サウンド、CSA接続のギガビットイーサネットがオンボードされる。販売しているのは高速電脳で、価格は4万9140円。



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