このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

東芝、dynabook夏モデルを発表――AV機能を強化した“dynabook EX”など3シリーズ10モデルをラインナップ

2004年05月06日 15時12分更新

文● 編集部 佐久間康仁

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

薄型軽量の新筐体を採用したA4モバイルノート“dynabook TX”

“dynabook TX”
“dynabook TX”

“dynabook TX”の新機種3製品は、最薄部27mm、重さ約2.7kgの新型筐体を採用し、家庭内で使いたい場所に気軽に持ち歩けることをコンセプトにしたA4モバイルノートパソコン。家庭への無線LANの普及に合わせて、全機種でIEEE 802.11b/g準拠の無線LAN機能を内蔵する。



“dynabook TX”の背面
“dynabook TX”の背面

主なスペックは、CPUにPentium M-1.50GHz(最上位モデル、TX/2515)もしくはCeleron M-1.30GHz(下位2モデル、TX/2513)、チップセットはIntel 855GME(TX/2515)もしくはIntel 852GM(TX/2513)を搭載。メインメモリーはTX/2515がPC2700対応DDR SDRAM256MB(最大2GB)、TX/2513はPC2100対応DDR SDRAM256MB(最大1GB)を内蔵する。

“dynabook TX”の4側面
“dynabook TX”の4側面

液晶ディスプレーは、上位2モデルが15インチ高輝度CSV(クリアスーパービュー)液晶パネル、最下位1モデルのみ15インチCSV液晶パネルを採用する。いずれも表示解像度と発色数はXGA/1677万色。両者の違いは主に輝度で、高輝度CSV液晶パネルは380cd/m2なのに対し、CSV液晶パネルは190cd/m2となる。

HDDは上位2モデルが60GB、最下位1モデルが40GB(いずれもUltraATA/100接続)、光ドライブも上位2モデルがDVDマルチプラスドライブ(DVD-R最大4倍速/DVD-RW最大2倍速/DVD-RAM最大2倍速/DVD+RW最大2.4倍速/DVD+R最大2.4倍速/CD-R最大16倍速/CD-RW最大8倍速/CD最大24倍速/DVD最大8倍速)、最下位1モデルはCD-R/RW&DVD-ROM対応コンボドライブ(CD-R最大24倍速/CD-RW最大24倍速/CD最大24倍速/DVD最大8倍速)を内蔵する。

通信機能は無線LAN機能のほか、10/100BASE-TX対応EthernetとV.90準拠の56kbpsモデムを搭載。拡張スロットはPCカード(TypeII×1、CardBus対応)、インターフェースはUSB 2.0×3、IEEE 1394×1、アナログRGB出力、S-Video出力×1、オーディオ入出力などを内蔵する。

バッテリーはリチウムイオンタイプで、駆動時間はTX/2515が約2.3時間、TX/2513は約1.4時間(いずれもJEITA測定法1.0)。プレインストールOSはWindows XP Home Edition SP1a、プレインストールアプリケーションはMicrosoft Office Personal Edition 2003、Microsoft Office OneNote 2003など。本体サイズと重量は、幅338×奥行き274×高さ38(最薄部27)mm/約2.7kg。


スタイリッシュデザインを継承したモバイルノート“dynabook CX”

“dynabook CX”
“dynabook CX”

今年1月に発売された、デザイン事務所(株)リアル・フリート/建築・デザイン事務所(有)インテンショナリーズとの3社共同によるコラボレーションデザインを採用したモバイルノート“dynabook CX”シリーズの新製品(3機種)は、CPUの高速化とBluetooth v1.1機能内蔵が主な特徴だ。Bluetooth機能を内蔵したことにより、Bluetooth対応携帯電話やPDA、プリンターなどとのデータ連携がケーブルレスで可能になった。特にプリンターとの連携では、印刷出力のデータ送信だけでなく、プリンター側のエラーメッセージ(紙切れ/インク切れ/紙つまり、など)を受信することもできるため、いちいちプリンターの状況を確認しに歩き回る必要がないという。



“dynabook CX”の背面
“dynabook CX”の背面

主なスペックは、CPUにPentium M-1.50GHz(最上位モデル、CX/2215)もしくはCeleron M-1.30GHz(下位2モデル、CX/2213)、チップセットは全機種共通でIntel 855GMEを搭載。メインメモリーはPC2700対応DDR SDRAM256MB(最大2GB)を内蔵する。

“dynabook CX”の4側面
“dynabook CX”の4側面

液晶ディスプレーは12.1インチXGA/1677万色表示のCSV液晶パネルを採用。HDDは全機種40GB、光ドライブは中位モデルのCX/2213CDSWのみDVDマルチドライブ(DVD-R最大4倍速/DVD-RW最大2倍速/DVD-RAM最大2倍速/CD-R最大16倍速/CD-RW最大8倍速/CD最大24倍速/DVD最大8倍速)、そのほかの2モデルはCD-R/RW&DVD-ROM対応コンボドライブ(CD-R最大24倍速/CD-RW最大16倍速/CD最大24倍速/DVD最大8倍速)を内蔵する。

通信機能はBluetoothのほか、IEEE 802.11b/g準拠の無線LAN機能、10/100BASE-TX対応Ethernet、V.90準拠の56kbpsモデムを搭載。拡張スロットはPCカード(TypeII×1、CardBus対応)とSDメモリーカードを装備。インターフェースはUSB 2.0×3、IEEE 1394×1、アナログRGB出力、S-Video出力×1、オーディオ入出力などを内蔵する。

バッテリーはリチウムイオンタイプで、駆動時間はCX/2215が約5.1時間、CX/2213は約4.4時間(JEITA測定法1.0)。プレインストールOSはWindows XP Home Edition SP1a、プレインストールアプリケーションはMicrosoft Office Personal Edition 2003、Microsoft Office OneNote 2003など。本体サイズと重量は、幅279×奥行き238×高さ34.8mm/約2.0kg。

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン