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高画質版と低価格版の2種類!「MonsterTV PH」シリーズのサンプルがお目見え

2004年01月07日 23時33分更新

文● 水野

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組み立て前 カード本体
組み立て前の状態で届けられたパッケージカード本体。別基板には画質向上回路が搭載されている

 今月中旬発売予定となっている、エスケイネットのTVチューナ/キャプチャカード「MonsterTV」シリーズの新作「PH」シリーズ。そのサンプルがTSUKUMO eX.に入荷した。
 画質向上回路を搭載する「MonsterTV PH-GTR」と低価格な「MonsterTV PH-R」の2種類のモデルが用意されるが、カードの主基板は全く同一のもの。共通部分となる主基板に搭載されるパーツはTVチューナ、MPEGデコーダチップ“SAA7133”、MPEGエンコーダチップ“SAA6752HS”で、全てPhilips製で固められている。この主基板のみのシンプルな形態で販売されるのが「MonsterTV PH-R」だ。



画質向上回路を外した状態 “SAA6752HS”
画質向上回路を外した状態。上の主基板のみの状態で販売されるのが「MonsterTV PH-R」だPhilips製MPEGエンコーダチップ“SAA6752HS”

 上位バージョンとなる「MonsterTV PH-GTR」では、主基板の上に別基板としてPanasonic製3D Y/C分離チップ“MN82832”、3Dノイズリダクション、これが初の採用となるOREN製ゴーストリデューサチップ“OR433006MOC”といった画質向上回路を搭載。この別基板はエスケイネットのウェブ通販サイトで単品販売も行われ、「MonsterTV PH-R」を購入しておいて後からアップグレードすることも可能となっている。 カード本体を共通設計とし別基板による追加機能で差別化するという商品展開はカノープス「MTV1200HX」「MTV800HX」でも見られたものだ。



“MN82832”
Panasonic製3D Y/C分離チップ“MN82832”。別基板の方に搭載される

 その他の機能は両者共通。カノープス「MTV2000 Plus」などでも採用されている、非圧縮の映像データを直接グラフィックカードに転送して表示するダイレクトオーバーレイ機能を装備し、同梱のDVDオーサリングソフト「DVD MovieWriter2 SE」と同じく同梱のプラグインにより、視聴中の映像を直接記録型DVDに保存することが可能という。
 キャプチャ解像度は720×480/480×480/352×480/352×240ドット、最大ビットレートは15Mbps。タイムシフト再生、iPEGにも対応。TSUKUMO eX.によれば発売予定は今月20日(火)とのことで、予価は「MonsterTV PH-GTR」が2万7799円、「MonsterTV PH-R」が1万6799円。



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