「Tiger K8W(型番:S2875SANRF)」 |
昨日紹介したTyanのデュアルSocket 940マザーボード「Tiger K8W(型番:S2875ANRF)」のシングルモデル「Tiger K8W(型番:S2875SANRF)」が、USER'S SIDE本店で販売されている。同店及びTyan Computer Japanによると型番100番台のシングルOpteronに対応するのはもちろん、先日発売されたばかりの「Athlon 64 FX-51」にも対応するという。
同店及びTyan Computer Japanによると、先日発売されたばかりの「Athlon 64 FX-51」にも対応するという | 昨日紹介したTyanのデュアルSocket 940マザーボード「Tiger K8W(型番:S2875ANRF)」 |
Athlon 64 FXの正式対応をうたったマザーボードとしては“nFoecr3 Pro 150”を搭載した「SK8N」などがあるほか、“K8T800”搭載のMSI「K8T Master1-FAR」などもAMDのサイト内で推奨マザーボードに挙げられている。そんな中、今回の「Tiger K8W(型番:S2875SANRF)」のようにチップセットに“AMD-8111+AMD-8151”を搭載する製品で、マザーメーカーが対応を謳った製品は今回が初めてかもしれない。もっともTyan Computer Japanによると「Athlon 64 FX-51は搭載可能という話だが、メモリのDDR400対応問題を含めて、最終的な動作検証は米国本社の回答待ち。ただし、近々正式なアナウンスが出せると思います」ということ。Athlon 64 FX-51で使用しようというユーザーは、確認しておいたほうがよいだろう。
仕様はデュアルモデルのTiger K8W(型番:S2875ANRF)から、940pinのCPU Socketを省略しただけ | Athlon 64 FX-51も搭載できるとあれば、より注目度の高い製品となるだろう |
さて、マザーボード本体の仕様はというと、外見は“デュアルモデルのTiger K8W(型番:S2875ANRF)から、940pinのCPU Socketを省略しただけ”という単純なものだ。よって拡張スロットの数(AGP×1、PCI×5、DDR DIMM×4)や、USB2.0、IEEE1394、Serial ATA RAID、6チャンネルサウンド、ギガビットイーサネット機能などという構成も同じとなっている。
価格のほうも2万9800円とまずまずといったところで、2万円台から販売されているOpteronと組み合わせても意外なほど安くAMDチップセットを使用したシステム構成が可能となる。さらにAthlon 64 FX-51も搭載できるとあれば、より注目度の高い製品となるだろう。
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