TyanのSocket 940のDual Opteron対応マザーボード「Tiger K8W(型番:S2875ANRF)」が、明日から高速電脳で発売予定となっている。チップセットに“AMD-8111+AMD-8151(AGPサポート)”を搭載したDual マザーでありながら、価格が約3万5000円(予価)と比較的安価なのが特徴だ。
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「Tiger K8W(型番:S2875ANRF)」 | チップセットは“AMD-8111+AMD-8151(AGPサポート)”という組み合わせ | |
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Intel製“82541EI”をチョイス、AMDチップとIntelチップが同居している | “AMD-8131”は搭載しないためPCI-X対応スロットは装備していない |
ボード本体は、Opteron対応とはいえコンシューマ寄りの構成となっている。拡張スロットはAGP×1、PCI×5、DDR DIMM×4(最大8GB)となり、先日発売された同社の上位モデル「Thunder K8W(型番:S2885ANRF)」のように“AMD-8131”は搭載しないためPCI-X対応スロットは装備していない。オンボードインターフェイスには、VIA製“VT6307 ”によるIEEE1394、Silicon Image“Sil3114CT176 ”Serial ATA RAID、6チャンネルサウンド機能など搭載する。またギガビットイーサネットにはBroadcom製ではなくIntel製“82541EI”をチョイスしているのもポイントといえるだろう。
AMDチップを採用したOpteron対応マザーボードは高価な製品が多かっただけに、今回の「Tiger K8W(型番:S2875ANRF)」はその価格から人気のモデルとなる可能性は十分ある。
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