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ソニー、“バイオノート”春モデルを発表

2003年01月16日 14時59分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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“バイオノート505”は、B5サイズのノートパソコン。今回の春モデルは“Versatile Mobility(バーサタイル・モビリティー)”をコンセプトに、フルサイズのノートパソコンのパフォーマンスや使いやすさを凝縮したサブノートを目指したという。

505
バイオノート505。直線と曲線の融合をコンセプトとした本体デザインで、シルエットは直線的、手に触れる部分には曲線を取り入れているという。側面から見ると、液晶部分の“ビューレイヤー”、キーボード部の“コマンドレイヤー”、各種端子を装備する“エンタテインメントレイヤー”の3層に分かれている。“VAIO”ロゴにもこだわり、アルミ素材にヘアライン処理を施したものとなっている

製品は『PCG-V505R/PB』と『PCG-V505/B』の2モデル。PCG-V505R/PBは、CPUに拡張版インテルSpeedStepテクノロジ搭載モバイルインテルPentium 4-M-1.80GHzを採用し60GBのHDD(Ultra ATA/100)を搭載したモデル、PCG-V505/BはCPUにモバイルインテルCeleron-1.70GHzを採用し40GBのHDD(Ultra ATA/100)を搭載したモデルとなっている。

また、両モデルとも、CD-R書き込み8倍速、CD-RW書き込み4倍速、DVD-ROM読み込み8倍速、CD-ROM読み込み24倍速のCD-RW/DVD-ROM一体型ドライブを本体に内蔵している。本体にドライブを内蔵したため、従来製品のようなドッキングステーションは付属しないが、オプションとしてポートリプリケーター『PCGA-PRV1』(装備端子:DVI-D出力、VGA出力、USB×3、LANポート、プリンターポート、DC入力)が別売される。

両モデルとも、256MBのメモリー(DDR SDRAM)を搭載、チップセットはインテル845MPで、グラフィックスアクセラレーターはMOBILITY RADEON、ビデオメモリーは16MB、12.1インチXGA対応TFTカラー液晶ディスプレー(1024×768ドット/1677万色)を装備する。また本体に、2.4GHzワイヤレスLAN機能(最大通信速度約11Mbps、見通し距離最長100m、IEEE 802.11/802.11b準拠)を搭載する。

外部接続端子は、USB×2、i.LINK(S400)、ネットワークコネクター(100BASE-TX/10BASE-T)、ステレオヘッドホン出力、マイク入力、外部ディスプレー出力、モデム用モジュラージャック、ポートリプリケーターコネクター。マジックゲート対応メモリースティックスロットも装備する。ポインティングデバイスはインテリジェントタッチパッド。内蔵モデムは56kbps(V.90/K56flex対応)。PCカードスロットはTypeII×1(CardBus対応)。

本体サイズは幅277×奥行き242.4×高さ33.5mm、重量は1.99kg。バッテリーはリチウムイオンバッテリーで、JEITAバッテリー動作時間測定法(Ver.1.0)に基づくバッテリー駆動時間は、PCG-V505R/PBがバッテリーパック(S)利用時で3.5時間、バッテリーパック(L)利用時で7時間。PCG-V505/Bがバッテリーパック(S)利用時で3時間、バッテリーパック(L)利用時で6時間。OSは、PCG-V505R/PBがWindows XP Professional、PCG-V505/BがWindows XP Home Edition。また、両モデルともOffice XP Personalをプレインストールする。

いずれも2月1日発売で、価格はオープンプライス。編集部による予想小売価格は、PCG-V505R/PBが25万円前後、PCG-V505/Bが20万円前後。別売のポートリプリケーターも2月1日発売で、予想小売価格は2万5000円前後。

なお、ソニーマーケティング(株)が運営するECサイト“ソニースタイル”では、CPUやメモリー、HDD、OS、Office XPの有無などを選択できるようになっている。

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