(株)テンアートニは、4Uラックマウントサイズのストレージサーバ『Storage Server 8400』を発売した。
『Storage Server 8400』 |
『Storage Server 8400』は、台湾Raidsys Technologyの『NAS 8400』のハードウェアを使用した製品。1台あたり12基のドライブベイが用意され、最大2.16TBのストレージを収納できる。PowerPCベースの64ビット RISC RAIDコントローラや、1000BASE-Tネットワークコントローラ、Ultra160 SCSIコントローラなどを搭載している。外部SCSIインターフェイスが用意されており、直接バックアップ機器を接続することができる。また、64ビットPCIスロットを搭載しており、Fibre Channelカードを接続することでSANにも接続することが可能だ。
『Storage Server 8400』のおもな仕様は以下のとおり。
- CPU……Pentium III-1GHz/1.26GHz(最大2基)
- メインメモリ……256MB~4GB
- RAIDキャッシュメモリ……64MB~1GB
- 対応RAIDレベル……RAID 0、1、0+1、3、5、10、30、50
- 外部インターフェイス……PS/2×2、RS-232C×1、パラレル×1、USB×2、Ultra160 SCSI×1、1000BASE-T×1
- PCIスロット……64ビット66MHz×4、32ビット×2
- 電源……500W+250W、ホットスワップ対応冗長電源
対応OSは、Red Hat Linux、MIRACLE LINUX、Turbolinux、Windows 2000など。これらのOS上で動作するバックアップツールなどのアプリケーションも利用できる。
価格はオープンプライス。“ノーザンライツ”ブランドで販売される。