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ソニー、“バイオ”デスクトップ夏モデルを一斉発表

2002年05月13日 14時58分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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“バイオRX”はマイクロタワー型デスクトップパソコンシリーズ。今回発表されたのは、『PCV-RX76』、『PCV-RX66』、『PCV-RX56』の3モデル。

バイオRX
バイオRX『PCV-RX76L7』

3モデルとも、TVチューナー内蔵のMPEG-2リアルタイムエンコーダーボードを内蔵しており、ビデオキャプチャー機能や、DV-アナログ/MPEG変換機能(RX75/RX65のみ)を備える。TVチューナーはVHF/1~12チャンネル、UHF/13~62チャンネル、CATV/C13~C63チャンネル、ステレオ放送、2ヵ国語放送に対応。S-ビデオ/コンポジット入出力端子とオーディオ入出力端子を装備する。圧縮モードは、高画質モード(17分で1GB)、標準モード(34分で1GB)、長時間モード(94分で1GB)から選択可能。

最上位モデルの『PCV-RX76』は、CPUにPentium 4-2.53GHzを採用し、512MBのメモリー(RDRAM)を搭載する。チップセットはインテル850Eチップセットで、グラフィックスアクセラレーターはNVIDIA GeForce4 MX 440、ビデオメモリーは64MB(DDR SDRAM)。HDDは160GB(Ultra ATA/100)を搭載し、MPEG映像録画時間は高画質38時間、標準75時間、長時間205時間、DV録画時間は10時間。

DVD-RWドライブとDVD-ROMドライブを搭載しており、DVD-RWの書き込み/読み込み速度は、CD-R書き込み8倍速、CD-RW書き込み4倍速、DVD-R書き込み2倍速、DVD-RW書き込み等倍速、CD-ROM読み込み24倍速、DVD-ROM読み込み6倍速、DVD-R/RW読み込み2倍速となっている。DVD-ROMドライブはCD-ROM読み込み40倍速、DVD-ROM読み込み16倍速。

PCV-RX76は、17インチSXGA対応TFTカラー液晶ディスプレーが付属する『PCV-RX76L7』、、本体のみの2種類が用意されている。

『PCV-RX66』は、CPUにPentium 4-2.26GHzを採用し、256MBのメモリー(RDRAM)を搭載する。チップセットはインテル850Eチップセットで、グラフィックスアクセラレーターはNVIDIA GeForce4 MX 440、ビデオメモリーは64MB(DDR SDRAM)。HDDは120GB(Ultra ATA/100)を搭載し、MPEG映像録画時間は高画質28.5時間、標準56.5時間、長時間154時間、DV録画時間は7時間30分。PCV-RX76と同じDVD-RWドライブを搭載する。

PCV-RX66は、17インチSXGA対応TFTカラー液晶ディスプレーが付属する『PCV-RX66L7』と、本体のみの2種類が用意されている。

『PCV-RX56』は、CPUにPentium 4-2AGHzを採用し、256MBのメモリー(DDR SDRAM)を搭載する。チップセットはSiS 650チップセットでグラフィックスアクセラレーターを内蔵する。ビデオメモリーは32MB(メインメモリーと共有)。HDDは80GB(Ultra ATA/100)を搭載し、MPEG映像録画時間は高画質17.5時間、標準35時間、長時間95.5時間、DV録画時間は4時間40分。PCV-RX76と同じDVD-RWドライブを搭載する。

PCV-RX56は、15インチTFTカラー液晶ディスプレーが付属する『PCV-RX56L5』と本体のみの2種類が用意されている。

3モデルとも、外部接続端子(背面)は、キーボード、マウス、シリアル、パラレル、USB×2、オーディオ入力、ヘッドホン出力、ネットワークコネクター(100BASE-TX/10BASE-T対応)、ディスプレー出力、光デジタルオーディオ出力(RX76/RX66のみ)、モデム用モジュラージャック×2、i.LINK(S400)、MPEG-2リアルタイムエンコーダーボード用入出力。

外部接続端子(前面)は、USB×2、i.LINK(S400)、MPEG-2リアルタイムエンコーダーボード用入力を装備する。内蔵モデムは56kbps(V.90/K56flex対応)、PCカードスロットはTypeII×1(CardBus対応)。メモリースティックスロットも備えている。本体サイズは幅203×奥行き371×高さ366mm。重量は、RX76が13.5kg、RX66とRX56が12.5kg。

OSはいずれもWindows XP Home Edition。また付属ソフトとして、DVDビデオフォーマット記録ソフト『Simple DVD Maker Ver.1.2』が用意される。同ソフトは、DVカメラから映像をキャプチャーし、MPEG-2に変換してDVDにオーサリングするという一連の処理を自動的に行なうことが可能。さらに、ドルビーデジタルAC3/リニアPCMの選択や、一時ファイル作成場所の選択が可能になった。

そのほか、PCV-RX76には、AVI2.0に対応したサウンド編集ソフト『DigiOnSound 2 L.E. for VAIO』、Adobe Premiereのエフェクトを26種類搭載したエフェクトプラグイン『SoftSPARKLE』などが付属する。

3モデルとも25日発売で、価格はすべてオープンプライス。編集部による予想小売価格は、PCV-RX76L7が49万円前後、PCV-RX76が39万円前後、PCV-RX66L7が36万円前後、PCV-RX66が26万円前後、PCV-RX56L5が27万円前後、PCV-RX56が20万円前後。

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