「パッケージ」。INTERPEEDロゴの上に描かれているのは“目”のイラストだ |
「酒…、焼酎とか入ってそうですよね」「フィギュアのケースそのものなんですけど…」
韓国Jace Techから、ひと目でそれと分かるド派手な銀色パッケージに入ったGeForce4 MX440カード「JN680/64T」が、パッケージに遅れること2日で登場した。早くも店員諸氏の間からは、これまで見たことのない斬新なパッケージについてさまざまな意見が寄せられている。
テカテカと光る銀色のパッケージは直方体。従来のJace製品と同様、外側からカードを覗き見ることができるようになっている。奥行きの分表面積を稼いでいる銀色はビデオカード売り場で異彩を放っており、ひと目でそれと確認可能。同じく韓国ベンダであるSUMAもパッケージの装飾には凝っているが、韓国ではまず見た目で他社製品を圧倒するのが主流なのかもしれない。このあたり、平気でパッケージを流用する台湾とは明らかに考え方、文化の違いを感じ取れる。
韓国語パッケージの上に丁寧、詳細な日本語スペックシートが貼られている。一部にミスがあるのはご愛敬だ |
カードレイアウトは独自設計。オリジナル基板を採用するGeForce4 MX440カードが登場したのはJN680/64Tがはじめてである。64MBのVRAMを64Mbit品で用意している点をはじめ、リファレンスとは大きく異なっており、どちらかといえばGeForce2シリーズに近いデザインだ。
カード上には“MADE IN KOREA”の文字が | パッケージを開けて中を見ると、カードとそれ以外が分かれて入っている | 同梱の、分厚く懇切丁寧な日本語マニュアル。左の写真、大きい方の箱にドライバとともに入っている |
分厚く、懇切丁寧な日本語マニュアルを同梱し、価格はTSUKUMO eX.で1万4979円、クレバリー1号店で1万4980円。特にゲームなどは付属しないものの、それこそ酒やフィギュアを飾れそうなパッケージは一見の価値ありと言えるだろう。
同じ韓国ベンダのSUMAからもGeForce4 MX440カード
台湾のLeadtekからはオリジナル基板採用のGeForce4 MX420カードが
なお、同じく韓国ベンダであるSUMAからもGeForce4 MX440カード「PLATINUM GeForce4 MX440」が登場。いつものプラスチック製パッケージ入りで、今回は白が貴重となっている。オーバークロック動作をウリのひとつにしている同社製品らしく、スペック上200MHz動作であるVRAMチップに4ns品を搭載しており、これを魅力に感じる人も少なくないだろう。
また、台湾のLeadtek(Leadtek Research)からは初の独自基板採用GeForce4 MX420カード「WinFast A170 SDR TH」が登場。製品名からも想像できるように、ハードウェアの異常をLEDで知らせるハードウェアモニタを搭載している。
PLATINUM GeForce4 MX440が搭載するVRAM。hynix製の4ns品だ | 「WinFast A170 SDR TH」。チップクーラーはLeadtek製GeForce4 MX440カードが搭載するものと異なっている | Leadtek製ビデオカード“H”シリーズお馴染みのハードウェアモニタ |
価格 | ショップ |
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PLATINUM GeForce4 MX440 | |
\15,980 | コムサテライト3号店 |
\16,980 | 若松通商エルプラザ |
WinFast A170 SDR TH | |
\13,800 | OVERTOP コムサテライト1号店 コムサテライト2号店 |
\13,980 | クレバリー1号店 WonderCity |
\14,200 | コムサテライト3号店 |
\14,799 | TSUKUMO eX. |