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DiMAGE X

DiMAGE X

2002年01月25日 16時17分更新

文● アスキーPC Explorer編集部・行正 和義

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DiMAGE X

ミノルタ

7万2000円(2月6日発売)

ミノルタの「DiMAGE X」は、光学3倍ズームレンズと200万画素CCDを搭載したコンパクトデジタルカメラだ。わずか20mmと、ズームレンズ搭載モデルとしては最薄のボディが魅力だ。

プリズム内蔵でズームレンズを垂直にレイアウト

本体はやや横長だが正方形に近いシンプルなフロントフェイスを持つ。少々派手なシールが出荷時に貼られているが、シールを剥がすとシンプルなシルバー面となる。
 DiMAGE Xの最大の特徴は、わずか20mmの厚みに納まったコンパクトなボディだ。ポータブルMDプレーヤを意識したという本体デザインは、正面から見ると正方形に近く、大きさはMDメディアに比べると幅で13mm、高さ5mmほど大きいものの、ほぼ「MDジャケットサイズ」と呼ばれるMDプレーヤと同程度の大きさだ。厚みはMDメディアで言えば4枚分で、電源ON/OFFにかかわらず前面/背面ともにほぼフラットなため、胸ポケットにもすんなりと入る。



左側面。出荷時に貼られているシールで独特のレンズ構造が解説されている。最下部にあるゴムキャップの下はビデオ出力兼用のUSB端子。
 日立マクセルの「WS30 SLIM」のような単焦点パンフォーカスレンズならともかく、ズームレンズを搭載するデジタルカメラであれば20mmという厚みのものはない。光を屈折させて焦点を合わせるためにはレンズ部にある程度の厚みが必要なためであり、コンパクトカメラの多くでは電源ONとともにレンズを伸張させる沈胴式を採用しているのもこのためだ。DiMAGE Xは、本体上部の電源スイッチを入れるとレンズシャッターが電動で開くが、レンズの伸張動作は行わない。

 これだけの薄いボディのどこにレンズが納まっているかというと、本体の左側に縦長に内蔵されている。外から見えるレンズ部にはプリズムが配置されており、光路を90度折り曲げて垂直方向にズームレンズ部やCCDへ導いているわけだ。



本体背面。右上がズーム兼用カーソルキー、液晶上が撮影/再生切り替え、液晶下に各種スイッチが並ぶ。液晶画面は撮影時のステータス表示で、撮影画像にオーバーラップ表示される。
 この種の折り曲げ光学系としては、同社の一眼レフデジタルカメラ「DiMAGE RD3000」やオリンパスの「CAMEDIA C-1」がすでに採用している。RD3000では2枚のCCDに分割して光を送るために使われ、C-1ではDiMAGE X同様にカメラ本体とをコンパクトにするために利用されている。
 このように、ボディ内部にズームレンズが全部入っているため、ズーム動作をするときのズーム音も非常に静かだ(光学ファインダを使う際のカメラと頭部の距離で、ようやくレンズが移動する音が聞こえる程度)。



電源をOFFにした状態では、レンズ部は銀色のカバーが保護される。電源を入れるとでカバーが下に移動してレンズが現れる。出荷時ではレンズ下にシールが貼られており、光学3倍ズーム搭載であることが大きくうたわれている。

撮影時にMENUボタンを押したときに表示されるメニュー。「DiMAGE 7/5」に似たメニュー構成で、撮影系の項目は赤、再生系の項目は緑、そのほかのセットアップ項目は白で表示されるなどわかりやすい。

 簡単操作に重点を置いた機種だけに、シャッター速度や絞りを指定するマニュアル撮影モードは搭載していない。背面にあるスイッチ類も非常に簡潔で、再生/撮影(動画含む)の2モードを切り替えるスライドスイッチと上下がズームレバーを兼ねるカーソルキー、液晶下に並ぶ4つのボタン(液晶ON/OFF、フラッシュモード切り替え、メニュー呼び出し、決定)のみだ。動画撮影やボイスメモ、セルフタイマ、連写などの機能はいずれも液晶モニタにメニューを表示させて選択する。なお、マクロモードは用意していないが、望遠/広角ともに撮影距離は25cm~∞と、近接から遠景まで合焦するようになっている。



本体右側面のカバーを開けると専用リチウムイオン充電池とSDカードのスロットが現れる。本体の手前に置いてあるのが付属の充電器。

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